…はじめまして、どこかの 誰かさん。
私は、雪だるま。
⛄❄️
実は、今は 夏なのだけど、こうして溶けずに キレイな形のまま いられるのはね…。
私を作ってくれた ぼうやが、私が『消えないように』って、お家の冷凍庫の中に 入れておいてくれたからよ。
ふふふ。
…なんて かわいらしい、いじらしいことを してくれるんだろうって、私は それは嬉しかったのだけどー
でも、どうせなら もっとスリムな体型に 作ってほしかったわね。
⛄
それにー
私は お日さまを見るのが大好きだったから、お空が見れなくなるのは ちょっぴり 寂しいし、暗くて、おまけに カルキ臭い冷凍庫の中は、私にとって あまり良い環境とは言えないわね。
………何より、ぼうやのママは、私のことが 少し、おジャマみたい。
この前だって、ママは カンカンに怒ってたわよ。
…私がいるから、『特売のステーキが 入らない』って。
🥩🧏♀️💢
それに、ぼうやが 冷凍庫の扉を開けて、私を見に来ることも、最近は ずいぶんと減ってしまったわ。
転校先の学校で、ついに 新しいお友だちができたみたい。
良かったわね、ぼうや。😊
……だからね、ぼうや。
勝手なことかも しれないけれどー
私は、家のみんなが お留守のうちに ここを飛び出て、大好きな お日さまに会いに行こうと思うの。
☀️
もちろん、今は 夏だもの。
…雪だるまの 私は、きっと すぐに溶けちゃうんでしょうけど。
でもね、実は ずぅっと憧れだったの。
夏の大空を、飛び回ること。
(※ここだけの話し、雪だるまは生まれてから たった一度だけ、お空を自由に 飛ぶことができるのよ。)
……冬の景色しか見ることができない 雪だるまの私には、夏の景色が いったい どんなものか、お日さまは どんなにキラキラと輝いて見えることか……
とても、とても 不思議だったし、ずっと、ずっと 憧れてたの。
ぼうやとお別れするのは 寂しいけれどー
…でも、私を 大事に思ってくれた あなたの優しさは、『思い出』や『経験』となって、必ず ぼうやの 心のどこかに残り続けるわ。
もちろん、私も ぼうやのこと、忘れない。
たとえ 日差しに溶けて、水となっても……
お花や、土と 一緒になって、ずっと ずっと ぼうやのことを見守り続けるからね。
🌷💧
さようなら、ぼうや。
愛してるわ。
…雪だるまが 呟くと、なんとも不思議な力で 冷凍庫の扉は パカリと開きー
その日、お家の窓から 季節はずれの雪だるまが 大空へと向かって、飛んでゆきました。
ちょっとオバサンくさい 雪だるまは、ずっと憧れてた 夏のお日さまと会えたことが、嬉しくて、嬉しくて………
すっかり 少女の心に戻って、夏の浜辺を スイスイ 飛び回るのでした。
☀️🌊 ⛄(キャハハハ…😆)
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月魔知兎🌕️🐇
(小瓶主)
つきまちうさぎ🌕️🐇
🍨アユムさん
もはや、生粋の 江戸っ子ですね。
🐰❄️
惚れた女のため、自らの寂しさは 捨てて、彼女を ライバルである『お日さま』のもとへ 行かせてあげたのですから……。
☀️ ⛄💕
…しかも、照れ屋さんな冷蔵庫は、雪だるまさんと 会話をしたことは 一度もなく、たまに 市原 悦子(いちはら えつこ)さんのような声で 彼女が歌うのを、聞いてるだけで満足していたのでした……w。
⛄~🎶
アユム
冷蔵庫さんは江戸っ子だねぇ~
月魔知兎🌕️🐇
(小瓶主)
つきまちうさぎ🌕️🐇
🍦ななしさん
口は悪いが、なんとやら な男気あふるる、冷蔵庫のダンナなのです……。
⛄❄️
ぽっかりと浮かぶ、のどかな島ですよ。
🐟️~♪
乗り物に弱く、遠出の苦手な 私には なかなかハードル高く…😅
数える程しか 行ってないのですが、それでも想い出深い場所です。
(ばあちゃん、じいちゃん…👴👵←そっくり。)
なんと、お寿司でも食べられるのですか!
🐰⭐
(それは ますます、気になってきました…。
お寿司。🍣🐇
年末にでも、回転寿司が 一度 食べたいですね。😆)
ななしさん
冷蔵庫さんもいたのですか。思いやりのあるツンデレさんですね。
お墓参りされるところが島とのこと。のどかで見晴らしが良さそうですね。船を使って行くような島なのか、はたまた、たとえば房総半島のような地続きの大きな島タイプなのでしょうか。
いずれにせよ確かに、海辺の場所から帰るときは寂しさや名残惜しさがあったりします。このゆったりとした時間の流れの場所から、また喧騒の中に戻るのかぁ〜というような。
あん肝の件。軍艦巻きで食べれますよ。行きやすいところだとチェーンの回転寿司で恐縮ですが、スシローのメニューにあります。カウンターのお寿司屋さんでも注文してみれば用意があるのではないでしょうか? ぜひご賞味ください。もちろん鍋や吸い物も美味しそうです。
今回はここまでにしておきますね。
月魔知兎🌕️🐇
(小瓶主)
つきまちうさぎ🌕️🐇
🍨アユムさん、僕の現在位置さん
みなさんに 読んでもらえて、水の精となった雪だるまも きっと喜んでおります…😊
⛄❄️
ナイスバディな 雪だるまさん……
可愛いかどうか、微妙なラインですね😅
ちなみにー
扉を開けてくれたのは、実は 雪だるまを愛していた『冷蔵庫』という隠し設定も、あったんです……w
冷蔵庫『あんな、フワフワした、ドラミちゃん みてぇな女(雪だるま)……… 俺が本気で惚れるワケ ねぇだろ!』
ーみたいなキャラの冷蔵庫。
🤭
月魔知兎🌕️🐇
(小瓶主)
つきまちうさぎ🌕️🐇
🍧ななしさん
なんと、海辺の町の ご出身だったのですね?
🐰⭐
私は、お墓参りなどで行く 田舎が、海辺というか『島』でしたので、その影響もあって、もともと 海が大好きだったのですよね…😊
なので もちろん、海にはもっと キラキラした印象も、たくさんあるのですが…
そう たくさん 行ける訳でもないので、なんか寂しいというか、ノスタルジックなイメージも 同時に わいてしまうというか💦
(あとは絵本や、音楽も影響してそうです)
TUBEとサザン!☺️
いいですね、夏の定番です!👍️
冬なら、唯一 好きなクリスマスソング、『クリスマスキャロルの頃には…♪』を 思い浮かべますよ。
マグロはやはり、鉄板ネタですよね…
🍣 ー(*´ェ`*)ー💓
あん肝 は、お鍋とか お吸い物にして食べるのでしょうか?
…う~む。ちょうど時期ですし、今度 チャレンジしてみようかな?
🍲 🐇
僕の現在位置
この物語に登場する〈ぼうや〉は、雪だるまさんが冷凍庫からいなくなっているのに気づいて、何を思ったのでしょう。
いいえ、〈ぼうや〉は次の冬がくるまで、それに気づかずに過ごしてしまうかもしれません。
モノ言わぬ物質にも精神が宿っている、僕はそんなことを常日頃から考えてます。
僕の現在位置より
アユム
なるほど……
溶けることでナイスボディーになるんだね?
ななしさん
喜んでいただけてお邪魔した甲斐がありました。
ではお言葉に甘えて。
兎さんの夏の夕方の海のイメージはそんな感じだったのですね。「消える」や「別れ」、「儚い」「涙」が連想されるというか。
僕は元々太平洋沿いの小さな港町⚓の出身でして。泳いだり釣りをしていた子どもたちが、夕方おみそ汁やおかずの匂いで再び家路につく。その光景が元風景としてあります。
心地よい疲労感に包まれながら1日の終わりを感じる。日暮れ時の海には日々を見守り包んでくれる、そんな暖かいイメージがあります。
さらに、そこに大人になって旅行したカリフォルニアやグアム、江の島や熱海のイメージも加わります🌴。たとえ物淋しさや感傷があるにしろ、それはもう少し乾いたものです。音楽で言えばTUBEやサザン、洋楽だとEaglesあたりですかね。よろしければオススメついでにEAGLESのTEQUILA SUNRISEも合わせて聞いてみてください。
話変わってお寿司ネタ。マグロ🍣と甘エビ🦐、王道ですね! 寄り道するけど結局はそれに帰ってきてしまうやつ。例えそれしか食べれないとて。どのお寿司屋さんでもマグロ三貫は看板張るメニューです。そして僕の大好きなメカジキだってマグロですから。
そしてこの季節、一番外せないのはブリ(ハマチ)とあん肝です。特にあん肝は春になると出なくなる、この季節ならではの楽しみの一つです。
月魔知兎🌕️🐇
(小瓶主)
つきまちうさぎ🌕️🐇
❄️ななしさん
こんばんは、ななしさん。
🌙🐰
…この お話、実はとても 気に入っていたので、来てくださる方がいて、嬉しかったです。
😊🌸(ありがとう)
雪 深き地域のお話………とだけ 言っておきましょう。
⛄🐇
夕方の海、本当に よろしいですね。
…夕日が 海に溶けるように 消えてく様も、美しいですがー
なんとなく 切ないような、ドラマチックな場面を 私は想像しますね。
(人魚姫が 来たる日を覚悟しつつ、王子に想いをはせる…… そんな感じです🧜♀️💧)
音楽、すごく気になりますね!
(なんと言っても ななしさんのオススメですから、それは聴いてみたいです。📻️)
海の幸といえばー
私は だんぜん、マグロと 甘エビですね!
(ほぼ それしか お寿司は 食べれなかったりするのです…。🍣🐰)
ななしさん
童話の世界にリアルを持ち込むのも少し野暮ですが、もしお話の舞台が日本なら、太平洋側の方の地域のお話なのかな?という感じを受けました。
僕は東北や関東のイメージがあるので、何となく大雑把にですが、浜辺といえば太平洋側、岸壁や岩肌といえば日本海側を思い浮かべます。もしかすると中部・中国以西の方だとまた感覚が違うものなのかもしれません。
ちなみにもう飛んで行ってしまった雪だるまさんには伝えられないですが、もし夏に出歩くなら僕のオススメの時間帯は夕方です。心地よい乾いた風を浴びながら、灯りのつき始めた町を横目に悠々と歩く。雰囲気的にはBruce Springsteenの「Girls in Their Summer Clothes」の世界です。
さらに贅沢が許されるなら、白亜のレストランに入って窓際席でグリル🦐とお酒に舌鼓をうつ。格別なことこの上なしで、こればかりは本当に人間やってて良かったなぁと思う瞬間の一つです。
以上そんな雑感でした。
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