愛を捨てられたら楽なのにな。
僕の大好きな人。
今はいない、大好きな人。
そんな人からもらった、抱えきれないほどの愛。
あまりにも重くて、僕には抱えきれない。
すてられたら、忘れられたら。こんなに苦しくないのに。
この両手から零れそうなほど、君にもらった愛はどこに捨てよう?
どうすればいいの。
生きたくないよ。
もうどうでもいいや。
生きてる気がしない。
もしかしたら、もう死んでるのかも、なんて。
そんなわけないか。
朝、起きると、生きちゃった。。って思う。
昨日のことを、後悔する、
一日は何でこんなに長いんだろう。
僕の感じている一日と、皆の一日はたぶん違う。
昨日、生きてなかったら、皆心配してくれるのかな。
それだったらいいなぁ、嬉しいな。
最後くらい、好きなことがしたいから。
最近、ずっとそのこと考えてる。
死んだらどうしよう、明日生きてなかったらどうしよう。
そう思っても、死んでないことを後悔する。
後悔はもうないから、死んでもいいのかな。
でも、最後に、伝えておきたいことあったな、なんだっけ。
あったはずのもの。
どっか行ってしまった。
自分でもわからない。
どこに行ってしまったのかも、分からない。
そうだ、僕、大好きだった人がいたんだった。
今となってはもういない、会うことは二度とない。
僕のために、いなくなってしまった。
死ねば、その子に会えるんだ。
好きだって、伝えられるんだ。
嬉しいなぁ、やっと話せるんだ。
いや、話したことはたくさんあった。
でも、好きだって、伝える前にいなくなっちゃった。
だから、伝えよう。
好きなんだって、恋愛的に。
どんな人を好きになっても、君のことを思い出しちゃうって。
言わないと。
嫌がられても、言わなきゃいけないもの。
伝えないといけないこと。
これを伝えるために。
一旦、一生、ここから消えないと。
君からもらったものは、全部がきれいな思い出。
1年という、短い時間で得た、今までで一番幸せだった時間。
君が、何で悩んでいたのか、僕にはわからない。
でも、大好きだったんだ。
気づいたら、好きだって自覚してた。
それなのに、君は。
僕を守っていなくなってしまった。
どこにいるの?
どこに行けば会えるの?
そんなことは僕にもわからない。
そんな僕でも、許してくれる?
もしかして君も、僕のことが好きだったかも、なんて。
分かんないけど、君にすごく会いたい。
君にあったら渡したいものもあるんだよ。
ずっと前から用意してたんだ。
いまから、わたしにいくから、まっててね。
ちょっと時間がかかるかも。
すぐにはいけないんだ、ごめんね。
ごめんね、遅れちゃうけど、待っててね。