母はよく普通の子だったら良かったのに。と私に言うけれども、医師から障がいの診断を貰ったことはない。
"普通"の子とはいったいどんな人だろう。感覚的な言葉であって、定義できないのに。
普通は人によってそれぞれで、私は母が理想とする普通の子ではなかった。ただそれだけのこと。
でもやっぱり悲しくて、痛くて辛い。なぜか考えてみたら、
母にとっては普通ではない=異常なもの
でも私自身では異常を感じ取れていないし、それについて病院にかかったことはない。
と言うことは、母は私の個性が受け入れられずにそれを異常と捉えられていることが辛いって分かった。
母が求めているのは娘という個人ではなく、育てやすい自分本意の理想の塊。
そんな人でも二児の母になれてしまうことも悲しい。親としての適正はない。
なぜ人間は深く考えずに子どもを欲しがるのか
私自身や母について考え出すと、必ずこの命題に行き着くのだけど、思ったこと皆さんはありますか?