それは人をわかりやすくするための指標。
間違ってることもあるけど、大抵は過去の言動や実績が元になってる。
いきなりレッテル貼りは失礼だけど、いつまでもレッテルもタグもないのは問題だと思う。
だって、何者でもない、ということだから。
私は、プラスに作用するレッテルもタグもない。
天才たちや秀才たちはともかく、「ムードメーカー」「自由人」「頼れる保険」「話聞けないやつ」など、誰にだって貼られる可能性のあるものの中にはプラスに作用するものがあるのは分かるだろう。
しかし、私には「不潔」と「無能」、「捻くれ」のタグがついているようだ。
ついでに、「ノリが悪い」のレッテルも。
だからか、誰に話しかけたって反応は薄い。
私から見ても「不潔(手を洗わない、足を触った手で公共物を触る、制服がいつもぐちゃぐちゃ)」の人以外は、わざわざ避けたり、(運悪く)私とエンカウントしても舌打ち。
なんなら、嫌われないように立ち回っていたつもりなのに、1年の3カ月目でもうこの状態だった。
不潔の心当たりはある。
常にマスクを付けているのだが、マスクを外すとまあ不摂生で歪んだ顔が出てくる。
ついでに、肌をむしって出た血を舐めるという悪癖もある。
これは昔からの悩みなのだが、無性に鉄と塩味が欲しくなったら自分をむしる、という小学生の頃からのクセはなかなか治らない。
「捻くれ」は説明不要だろう。
「無能」は正直不本意だ。
確かに今のチームでは相対的に私の能力は不足している(というかとんでもない天才が1人いる)。
しかし、前のチームでは、機能の実装と結合、デバッグ、作り直しをしたのは私だ。
…というより、チームメイトの1人はサボり2人は能力不足で、チームメイトの作成物を確認したら「結合を前提としていなかった」「バグを放置していた」「必要な情報を仮のもののままだった」というものだった。
いや、最悪は「やると言ったものをやらなかった」とかいうサボってたやつだろう。
私が嫌な予感がして事前に作っていた別のシステムを慌てて使って期限に間に合わせたが、サボってたそいつは自分がほとんどやったと吹聴し、多くの人はそれを信じていた。
その次のチーム結成の際、わざわざ私にそのサボってたやつの「本当の働き」を確認しに来た彼は、人を見極めることができるいい人だろう。
後で見たらサボってたやつはその人のチームにいなかった。
「ノリが悪い」というのは悲しいながら認める。
政治問題をネタにするのは、世界中どこでもある(というか風刺)から別に好きにしろとしか思わない。
が、わざわざ片方(それも世間的には認められていない方、たとえはここでは出さないでおこう)に肩入れする発言を輪唱したり、失踪や死亡をネタにしたり、そんな笑いに関わりたくない。
そもそも、人を傷つける笑いは好きじゃない。
いじめで笑えるほど落ちぶれてはいない…と思いたいが、いじめていたやつがいじめられている(筆箱捨てたやつの筆箱が盗まれて慌てるなど)ととても面白く思うので本質は奴らと変わらんのだろう。
さて、話がズレてしまった。
はぐれものにははぐれものが寄ってくる。
しかし、私ははぐれものからもはぐれてしまった。
彼らほど完全に排斥されているわけじゃない。
現に、業務連絡だけは今でもしてくれている(はぐれものの方々は自力で調べたり、善意のある方がグループラインなどに貼ったものを見ている)。
しかし、お友達になることはできなかった。
おみくじ曰く、「友には流されずじっと待て」。
次は友人ができるだろうか。
ゲームすらやり込めない私に、共通項を作れるだろうか。