懇親会で東京へ
仕事の付き合いってやつだ。
意外と話し込んでしまったな。
3時間で三杯しか飲んでなかった。
酒を飲んだのは何か月ぶりだ?
1年以上前か?
最後に飲んだのいつか覚えてないな。
歓迎会で飲んだか?
それもいつだっけな。
何か物足りなくて帰って駅付近でソロ飲み
苺サワー、カシスオレンジ、カルーアミルク、赤ワイン、梅酒、メロンサワー、最後にカルーアミルクお代わり
それにおつまみもちょっと頼みすぎたか。
暴飲暴食ってやつだな。
多少酔ってるが車の運転は出来るだろうな。
さすがに今日は車使わずにタクシーだがな。
ベロベロに酔っ払うのも有りかと思ったが理性が働く。
これ以上飲んだら食いすぎたものを吐く。
飲み放題の時間を30分余らせたがまあいい。
駅前でタクシーに乗る。
運転手のおっちゃんと雑談でもしようかと思ったが俺は酔っ払い。
大人しくしてるのが吉だろう。
『○○保育園の近くまでお願いします』
と、行き先を告げる。
自宅が近くだからそう言うと分かりやすい。
深夜料金込みで丁度1500円。
いつもの値段で安心する。
0時を過ぎた当たりで帰宅。
そしてこうして小瓶を書く。
せいぜい奇特な数人だけが拾うだろうしょうもない小瓶を。
死にたいはどうしようもないが、酔っ払って寝たいくらいなら許されるか?
しかし自分の理性が憎いな。
キャバクラで3時間飲んで、鏡月1瓶空けても家に帰ってベッドに横になると酔いが覚める。
今の俺は酔ってはいるが意識は明白。
こんな小瓶を書ける程度には意識がある。
自分の理性が憎いな。
気が付いたら知らない女が隣に寝てたくらいに理性を飛ばせたらいいのによ。
さて、これ以上書いても大したことは出てこない。
嫌いなやつの呪詛でも吐くか?
そんなものは期待しちゃいないだろうな。
聞きたい人間がいるならいくらでもぶちまけるがな。
この小瓶を流したあと、俺は大人しく寝られるかな。
それとも酔いが覚めて空しくなるのだろうか。
願わくばひとときの安らぎを。
永眠でもいいんだけどな。