このような小瓶を拾っていただいてありがとうございます。
ここに小瓶を流すこともデジタルタトゥーというものになるのでしょうか?それならば幸いです。
少しだけ、自分が存在した証のようなものを、何処かに残しておきたくて、小瓶を流させていただきます。
何も成せず何も残せない人生でした。
あと50年、ないし20年。もっと短ければ今年7月には、僕自身も、僕がここに存在していることを知っている人達も、みんないなくなるのです。僕の存在証明ができるのは両親と祖母と伯父と叔母くらいで、みんな県内に住んでますし、そこそこ高齢ですし、人間生まれたからには必ず死ぬので、そこまで嘆く理由も無いはずなのですが、何故か今日は虚しくて。
自分がこの一族の末代になってしまったというのも、少々後ろめたさを感じざるを得ないと言いますか。うむむ。
著名人の様に後世まで名を残したいとか、偉大な発明をしたいとか、そんなことは考えてなどいないのです。ただ、なんとなく悲しくなったと言いますか。
それこそよくある「何のために生きているのか」問題ですね。答えなんてないのにドツボにはまってしまって。女の幸せとしてよく挙げられる『結婚』『出産』『子育て』も未経験ですし、本当に何故あの日に死に損なってしまったのか。僕にとっての永遠の謎です。
こんな思いに至るなんて、果たして今日はお薬(心が安定する方)を飲み忘れたのでしょうか。それすら記憶にないのです。年はとりたくないものですね。とは言えまだ30代なのですが(・▽・;)昨今脳の老化が著しくて困ります。
ここならば虚しさを吐露したところで酷い目には遭わないと思い、小瓶を流す次第にございます。
とりあえず、今から飲んだかどうかも思い出せないお薬(よく眠れる方)を飲んで(眠れないということは飲んでいないのでしょうね)、ゆっくり眠ってみようと思います。
長々と乱文失礼いたしました。
ここを訪れる方に、僕と同じ様な気持ちを持つ方に、少しでも幸せがありますように。
おやすみなさい。