最近よく悪夢を見る。内容は、
【愛しの人を殺す。】
ただそれだけ、ルールは2個
①殺し方は問わない。ただ愛しの人を殺せば夢から覚める。
②白い部屋の中で夢は始まるのだが部屋の右上にある10分間のタイマーがあり、試したことは無いが何やら時間切れになると夢から覚めれなくなる。
このふたつは初めて夢を見た日真っ黒な、シルエットのような人に教えてもらったもの。真実かは不明だ。
自分は何日も何日も何日も何日も何日も何日も何日も何日も何日も、何百回と愛しの人を手にかけた。
斧で刺して、銃で撃ち、殴って、毒で、圧迫で、精神がおかしくなりそうになった、寝たくないのにいつかは寝てしまう。
しかも起きた時は手に血のような生暖かい感触と冷や汗、泣いている自分の声、全てがいつもより気持ち悪い。
昨日。部屋に居たのは愛しの人じゃない。
相棒だ、ついにおかしくなったかと思った、2人に対する殺人願望なんて無いはずと思いたかった。でも、嫉妬で殺してしまおうと思ったことがあったから、怖かった、
いつか本当に手にかけてしまいそうで、
親友を殺すと何故か夢から覚めない。
タイマーが止まった。
何かが自分を貫いた。
ナイフだ。
後ろを見たら。不気味な顔の愛しの人、
朝起きて気持ち悪くて泣きながら吐いてしまった。起きた時も、吐いてる時も刺されたところに何かが当たってる感触があったからだ、今日は寝るのが怖い。
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