あーあ、結局あなたもあの子が一番好きなんだね。
私を置いてあの子のとこに行くんだ。
あなたにとっての一番は私じゃないんだね。
まぁそんなこと知ってたけど。
でもまぁこれで良いのかも。
きっとこの距離感がちょうどいい。
前から思ってた。
私はあなたと釣り合わないって。
友達でいるには程遠い。
だってあなたは愛されてる。
たくさんの人に。
私は違う。
あなたが主人公だとするなら、私はただのモブでしかない。
あなただけじゃない。
私の周りの子はすごい子ばっか。
部活のメンバーもそう。
私だけが凡人で、どこか冴えない。
別に嫌われてるわけじゃないけど特別好かれてもない。
そんな何とも言えない立ち位置。
やっぱり私は誰の一番にもなれない。
はは、なんかもう乾いた笑いしか出てこないや。
誰か、私のことを一番に好いてくれる人が現れてくれれば良いのに。
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