第4章 絆
※今回長めです!
愛;嘘つき狼は、、こいつよ!
愛はそういって、、、私を指差した。
遥香;え、、、どうして、、?
愛は冷静に話していった。
愛;遥香は、、こんな時絶対に冷静になれない!さっきぬいぐるみも言ってて思い出した!「遥香は焦りやすい」 その通り、すごくパニックになりやすくて、冷静にいられるなんて不可能!
遥香;、、、
愛;それに遥香はボタンを押す時確認なんてしない!押した後に押して良い?って聞くんだから!
遥香; ・・・
愛;あとは、口調も何もかもが違うの!遥香とは、小学校からずっと一緒なのよ!
私達の縁を、絆をなめんなこのバカ!
遥香?; 、、、ふふっ!
愛;何よ!あんたは誰よ!遥香は、、遥香はどこへ行っちゃったのよ!
遥香?;あはは!ごめんごめん!面白くってさ、、!
愛はこちらを睨んでいる、その目には恨み疑問、色々な感情が入り混じっていた。
遥香?;とりあえず話すね!私のほんとの名前はあやめ!赤野彩芽だよ!
愛;・・・意外と明るいのね。
彩芽;うん!さっきはキャラ作り失敗したんだよねー!やっぱダメだなぁ、もっと詳しく遥香ちゃんの性格とか教えて貰えばよかった!
愛は明るげに話すあやめを睨みつけこういった。
愛;結局遥香はどこへ行ったのよ!遥香を返してよー!
そう言う愛の目にはうっすらと涙が溢れかけていた。
彩芽;まぁまぁ落ち着いてって!ほら、今会わせてあげるから!!
彩芽はそう言い、スイッチのようなものを押した。すると壁がゴゴゴと音を立てて開き始めた。そこには、
遥香;・・・愛?
遥香がいた。
愛;遥香、、、遥香ぁ!
遥香;愛!ごめん!心配かけてほんとごめん!
私達はそう言いながらハグをして喜び合っていた、すると、彩芽が口を開く。
彩芽;はいはいイチャイチャすんな!GLとか好きじゃないのよこっちは!
彩芽はそう言いながら私達の間へ入った。
遥香;・・・待って今気づいたけどあんた誰よ!?何で私と同じ見た目、、てかGLて、急にそんなことぶっこまないでよ!?
彩芽 しらんわ!私はBLしか好きじゃないの!
愛 BLは好きなのか、、
彩芽ははぁ、とため息をつき今起きたことを全て話した。
遥香;愛、よくこいつが偽物だって気づけたね、、
愛;えへへ!だって遥香アホすぎてわかりやすいんだもーん!
遥香 ひどくない!?
そんな風に話していると彩芽が口を開いた。
彩芽;ちょっと姿を変えたけど気にしないでねー、顔は見られたくないからさ!
私と愛はえ!?といい振り向くといつのまにか姿が変わった彩芽がいた。近くには脱ぎ捨てられた服が沢山あった。
彼女はつり目狐のお面を被り着物の姿へと変わっていた。
彩芽;早着替えだけは得意でさ!
遥香;にしても早すぎない!?てかなにそのお面、、
愛;狐のお面、、
彩芽はふぅ、と息を吐き私達にこう告げた。
彩芽;一息ついたところで急だけど本題に入るね、これから君にしてもらうこととゲームクリアの報酬!
愛;え?私たちにしてもらうこと?報酬?
遥香;ちょっと早く説明して!そもそもさっきまで和んでたけど、なんで私達はこんなことになってるの!?なんで私の名前を知ってるの!?
彩芽はまぁまぁ、と手を振り落ち着かせる。
彩芽;最初にクリア報酬ね、報酬は基本情報よ、なぜここに連れられたのかなどのね。
遥香;で!?報酬は何なのよ!?
彩芽;報酬はー、、私たちの目的!
愛は首をかしげながら言った。
愛;もくてき?これは無差別○人事件とかそういう部類じゃないの、、?
彩芽;違うよ!そんな変態さんと一緒にしないで!
私は愛を落ち着かせ、「じゃあ目的はなんなのよ」と聞いた、返ってきた反応は考えもつかなかった。
彩芽;目的はーーーーーーーーーーーーー
遥香;・・・え?
私はそれを聞いて意味がわからなくなってしまった。
終わり
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