人が、自死せず生きられるようになるにはどうしたらいいか。
誰かを、自分を、「殺したい」「殺してください」という思いにならないようにするにはどうしたらいいか。そのような思いになったあとにどうしたらいいか。
愛する家族を自死で亡くした……
受け持っていた患者さんを自死で亡くした……
インターネット上を彷徨えば、いろんな話が聞こえてくるから、それで、考えようとしてみたり考えてしまったり。
それで、だから、さっきから何か書こうと、
書いては消し。書いては消し。して。
いや、『人が』なんて、大きいし。
『誰か』なんていうのも、想定が曖昧なまま、具体的な例が定まっていないままでは大きいし。
「ああ。私が考えるの、自分のことでいいや」って思った。
「私は、わたしを救えたらいいの」っていうこと。もしかしたら、わたしを救えたら……将来わたしが誰かを救える可能性もあるのだから。あ、これはポジティブな思考(?)だから反論のネガティブ思考だって当然あるわよね。いいわ。わかってる。だから難しいのよね。いっそ全て無くなってしまえばそこからは何も生まれなくて、こんなこと考えなくていいのだから楽よね。私が一生懸命(?)紡いできた言葉たちもぜんぶ消えちゃって……それが残念だとか哀しいだとか、虚しいという思いすらなにもかも消えてしまって……消えてしまうのだからべつにいいじゃんってなにも考えることなく、今まで生きてきた歴史を尊ぶことなく、
失われることへの痛み…… 喪った者への悼み……
そのすべてを感じることのできない無へ。
それも望みだし、そうならないことも望みです。
大好きだから残ってほしい。
大嫌いだから消えてほしい。
大好きだから生きたい、生きてほしい。
大嫌いだから死にたい、死んでほしい。
狭間で揺蕩い流れのままに。
死のうとしたけど死ねなかったからそのまま。
生きようと思ってないけど生きられているからそのまま。
そのままというのは、わたしという個体の生命が維持されているという意味であり、時が流れているわけだから年齢は重ねているし、でも無職でほぼ引きこもりな状態は何年か維持されてしまっているけど……
……そこなんとかしようと考えるだけで涙出そう。そして過呼吸になって、部屋の中暴れ散らかす想像までした。想像だから本当にそうなるのかはわからんが。……今すぐ首でも吊ろうか。このままゆっくり自分のペースで生きられるなら、まだ耐えられますけど?
自分の命を人質にしていったい誰を脅しているのだ。自分か?自分に自分を甘やかさせるために自分の命を使っているのか?
人によっては「このままでは死ぬぞ?」と、自分を頑張らせるために自分の命を使うのか?
死ぬなよ。
とりあえず生きよう。
これを書くのは自分の中にこの考えを入れておきたいから。理性(意識?)が吹っ飛んだ時にこういった考えがぼくを殺さないでいてくれるんじゃないかと考えてる。何が繋ぎ止めるかわからない。もしかしたら、自殺直前にふと、本日目にした何気ない言葉がよぎって、自分を殺さずに済むかもしれない。
「やめてよ、死にたいのに」なんて。死にたがりのわたしがつぶやいて、こんな日常が愛おしいのは自分だけで、周りはうんざりしているのかも。
排除されずにここにいれる。世界は優しいわね。甘いのかしら?
合理的?倫理的?なだけでしょうか。
いえいえ、この世は問題だらけで、解決に手が回っていないだけですよ。ということもあり得るわね。
さてさて。未来に自分がいなくても、未来を空想して楽しめる自分は現在ここにいる。
僕がここにいたら、僕の中に君もいる。それは光だったり闇だったり。希望だったり絶望だったりする。
失われずにしょうがなくあるもの。
失われずに大切に、大切に、存在しつづけるもの。
嫌うものへの憎悪と誹謗。
愛するものへの謝罪と感謝。
言葉がとまらない。そろそろやめておきましょう。
いつの時代も、こんな独り言を聴いてくれる人がいることを祈り、願うわ。そのほうが、今の私が嬉しいもの。
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