自分って、何のために産まれてきたのだろうね。
ただ人の形をした何か。
いたずらに命だけは大事にされてて。
でも人には迷惑かけて。
きっと自分は人間として何かを成し遂げるべく産まれてきたのではなく、来世の誰かのために命をあの世へ送り届けるための箱でしかないんだろう。
だから衝撃から臓器を守るための骨がある。
衝撃から命を回避させたりするための司令塔として脳がある。
きっとたったそれだけの存在。
なあんだ、こんな自分にも生きる意味があったのか。
しかしそれは自分のためではない。残念ながら。
人のために産まれてきた。
中身は何もない、ただの人形の箱です。
中には重い荷物が入っていますが、それは他人には見せてはいけません。
個人情報だからです。
ついでに中のものはワレモノ注意です。
強く箱を叩いたりむやみに傷つけたりしたら中のモノにもダメージがいきます。
私はその中身を無事に送り先に届けねばなりません。
私は何事もなく一生を終える、たったそれだけのために産まれた存在です。
人のために生きれるというのなら、それほど素晴らしいことはないだろう、こんな自分でも人の役に立てるのだ。
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