今日は、いつもお世話になります。
今回は暗くて重い内容になりますので、そうした話がお嫌いな方は、無視して下さってかまいません。
また、児童虐待についての記述があり、フラッシュバックを起こす可能性がありますので、ご注意下さい。
児童虐待の被害者を守り、サポートするところも、通報先も無いに等しかった時代が、この国でごくごく最近まで続いていたことに、ものすごく怒りを覚える。
この国はどれだけ野蛮で残酷な国だったんだろうって。
そして、Y会という、いわゆる「カルト」といわれたコミューンで起こった児童虐待について書かれた、『カルトの子』『洗脳の楽園』という本を読んだ。
Y会は人類の幸福を目指していたはずなのに、その中で子どもに直接指導する立場の人間が、何でこんな酷い事ができるんだろうって思った。
子ども達は、もし親がY会と関わらなかったなら、あんな理不尽な目にあわずにすんだだろう。
沢山大人がいながら、誰も子ども達を助けなかったのか?私は、ものすごく怒りを覚えずにいられない。
Y会、子ども達を虐待したY会の指導者、そして子ども達を巻き込んだ親達に対して、ものすごく怒りを覚えた。
そして、ごく普通の人間が、組織の中で正気を失い、容易に狂気に染まっていってしまうことに、背筋が寒くなり、恐怖を感じた。
もしかしたら自分もこれから何かのきっかけで、知らず知らずのうちに、狂気に染まることが起こってしまうのではないかと、恐怖で身震いしそうになった。
Y会の児童虐待のことは、決して忘れられるべきじゃないと思う。
自分は臨床心理についての専門教育も受けていないし、スキルも無いので、虐待被害者への援助職には就けません…ごめんなさい。
だから、高度な知識と、スキルをもたれた専門家の方、志を持って下さる専門家の皆さんで、是非この事件を風化させないよう、こんな悲しい、酷い事が繰り返されないよう、言及し続けて頂きたいです。
ななしさん
成人間近にあたって、
自身が生まれた直後に起きた
地下鉄サリン事件について、
私も同意見です。
洗脳、犯罪行為の正当化、根拠のない発言、エリート集団による止めようのないカルト、そして自分達の都合上行われた陰惨なテロ行為。
例え、彼らが一部の人間に神のように崇められていたとしても、私はこの事件を一生許すことは出来ないと思います。きっとそれは、宗教に対して好きとか嫌いとかを超越した「嫌悪感」を抱いているからだと思います。
人が容易く道を外れ、畜生に近づく行為を許してはいけない。そして、理不尽で身勝手きわまりない蛮行と、思想に基づく宗教(人々の生活に接する基本的な教え、とします)を一緒にした人間を、今後一切社会に蔓延らせてはいけないのだと強く思います。
畜生が起こした理不尽な出来事で、人生をめちゃくちゃにされた罪なき被害者達が報われる事を祈るばかりです。
ななしさん
【小瓶主さんからお返事きたよ】
こんにちは、小瓶主です。
お返事を下さり、本当に有難うございました。
共感して頂けて、とても嬉しいです。
お返事を読ませて頂き、成人前のお若い年齢で、すごくしっかりした意見と考えを持っていらっしゃることに、驚きました。
私もその事件を思い出す度、激しい怒りが込み上げてきます。
そして、その事件を起こしたA教団に関することは、体が拒否反応を起こしてしまい、もう見聞きしたくありません。
私も、被害にあわれた方々が報われることを祈りたいです。
以前新聞で、被害者の方のご様子を写真で見た時、言葉を失い、
「何でこんな酷い事が出来るんだ」
と怒りで震え、涙が出そうでした。
教団は、自分たちの財産があるなら、それら全てを被害者の方への賠償にあてるべきだと思います。
そして、A教団によって苦しめられた方々の側に立って闘われた、弁護士の宇都宮健児先生のことを最近知り、心の底から尊敬せずにいられません。
あまりに理不尽な苦しみを背負わされた人の側についてくれる彼のような人がいなかったら、もう世の中は闇になってしまうと思いました。
そして、あなたのような方がいて、とても嬉しいです。
是非苦しみを背負われた方、弱い立場の方の味方になって下さい!