※長文
私のこともどうでもいいですか?いえ、そういう意味じゃないってのは分かります。ただ不思議に思うだけ。
人の病気なんかどうでもいいといいながら、いつまでも苦しんでる人は向上心がないから嫌いだとか言いながら、すべては絶望から生まれるとか言うし、あなたの好きな人は重く傷ついた人ばっかりだ。意外だった。それを知ったときショックだった。だってあなたは、私のことが好きだと言いながら、私の暗い面は認めようとしない。あなたの中の私はまるで温かく強いそして澄みきった天使。決して崩せない作り上げた像。だから暗い話は嫌いなんだと思ってました。
あなたは強く、そして脆い。それも自分でわかっている。常に高みを目指す、あなたは立派だ。近頃は変化を感じる。あまりにも急に変わっていったから、私は心配しています。きっとあなた自身も戸惑っている。だから私の話を聞きたがったんでしょうか。
人の病気なんかどうでもいいといいながら、矛盾は嫌いだと言いながら、私の矛盾だらけの未完成の理屈をどうして求めたんですか。保留しておいた葛藤の中に自分をおいて激しい怒りを抑えながらあなたが読むから綺麗な日本語にして分析に分析を重ねた屁理屈を披露する形になりましたが、そんな私をみてあなたは何を思いましたか。言葉の少ないでもきっと聡明なあなたは何を思いましたか。どうでも良かったでしょうか。何かを感じましたでしょうか。
どんな私を見せても変わらず接してくれるあなたを煩わせたくない天使だと信じて疑わないあなたを傷付けるようなことはもうしない私は私を分からせようとはもう思わない。
曲がったことが嫌いなあなたは時々私に不満を漏らす。自分がせっかく指摘してあげたのにあの人は認めようとしないんだと変わろうとしないんだと愚痴を言う。あなたは自分を棚に上げない冷静で潔いから自分にも相手にも厳しい。本当に本当に厳しい。だけど私は、いつか分かってくれますよと慰めるしかできない。一緒になって非難などできやしないだって私もそんな厳しい正論言われたらすぐには受け止められない。
あなたは自分に厳しいけれど少しだけ自惚れているから、自分が本当に受け止められない自分の非は見えない。それとなく伝えても自分が準備できている部分に縮小して受け取る。みんなそんなもんですよ、私もあの人もあなたも、だから他人がなかなか自分の理想通りに変わらなくても例えそれが相手のためにならなくてもそんなにすぐに怒らないで下さい。私は悲しいのです、あなたが一生懸命になるあまりに自分を追い込んでいくことが悲しい。そんなに一生懸命なのに私のことは天使と信じて疑わないのも悲しい。
でもこれを書いてて思ったのです。私はあなたにどうして欲しいのかが分からない、私をどう見て欲しいのかも分からないと。あなたが私にどんな風に振る舞って欲しいと思っているのかは知りたいのに、私があなたに何を期待してるのかは分からない。ただあなたに言えなかった感情がとめどなく流れ出しています。
あなたは時々ひどく無神経なことを言います。どういう意味なのか今でも思い出しては悩んでいます。あなたにそれを尋ねた時の答えは予想通りで悪気はないのも分かっていたのですが、それでも悩むのです。あなたのように言葉を大切にする、表現することを何よりも大切にする人が、果たしてそういう意味であんなことを言うだろうか、無意識の意味が裏側にあったのではないかと。あなたの日本語の感性はきちんとしていますから。でも問い詰めたりはしません。あなたは誇り高い人ですし、私はあなたを傷つけようとは思わないのです。
私はどうしても分析癖があるから、あなたが言ったことに対して長々と返してしまうことがあります。あなたは役に立つと喜んでいますが本当ですか。迷惑ではないですか。あなたも頭がかたいかも知れませんが私も十分かたいのです。単に視点が違うだけなのです。人の苦しみはどうでもいいと言ったり自分の理想から外れた人が許せなかったり強さに固執したりするあなたを見ていると、何だか自分が勝手に喋ってるみたいで申し訳ない気分になります。あなたが本当に聞きたいのなら喜んで話しますが、本当はつまらないと思っているのなら明るい話だけにしましょう。私はあなたの話も聴きたい。あなたのことも知りたいんですよ。
あなたはどんなことを考えてますか?
何ヶ月か前にあなたに新しい友達ができました。急速に仲良くなっていったので私は少しだけ嫉妬しました。もう離れようかなと思いました。私には理解できないことをその方は理解したようでした。だから私は、あなたが幸せならその方を大切にしてほしい、私よりも大切にして下さいと思いました。少し苦しかったので体調不良のふりをして距離を取りました。その後すぐ、あなたとその方は喧嘩をしたようですね。ひと月持たない、急な友情だったようでした。その一部始終を聞きながら、私は思いました。あなたは何か焦っていると。
「何でも話せるのはあなたしかいない」とあなたが私に言ったから、私はあなたのためになりたいと思いました。たくさん話して、あなたが戸惑っているところをほぐそうとしたり、少し別の視点から書いたりしました。もしかしてそれもお節介だったんでしょうか。目の前にいれば聴いているだけというのも可能ですが、メールですからね‥。それからあなたは少しずつ立ち直ってきたように見えます。それはあなたの努力であって私の手柄ではありません。私はあなたを尊敬しています。自尊心と信念があるからです。
私が色々と理屈っぽく話してしまうのが、あなたにとってどうでもいいのではないかと感じるようになったのは最近のことです。その原因はあなたの言動にもありますが、一つには私にとってもその理屈が必要なくなってきたのもあるかも知れません。それから、あなたが一歩進んだからというのもあります。
自分が努力して急成長中だから周りにもそれを求めたり、焦ったり、妙なことを言ったり、自分の非を見ようとしなかったり自惚れたり、そういうのが混ざっているのは当たり前だったかも知れません。他人を天使だと思いたかったのは私でした。あなたの欠点を見たくなかった。私が理解できてあなたが気付かないこともあると知りたくなかった。あなたは私にできない表現をする、私はあなたを追いかけていたかったから、他の人にするみたいに私の非も指摘して欲しかったし、簡単に褒めないで欲しかったし、色々なことを教えて欲しかった。
でも褒めてくださるには理由があったんです。あのとき聞いて良かった。本当に安心しました。
あなたに変わってもらいたがっていたのは私だった。私も焦っていました。自分の葛藤をあなたに披露してしまったから余計に特別な感情を抱いてしまっていたかも知れません。まだ整理されてなかった部分なので、弱点だった。でもそれを求めたのはあなたですよ。でも迷惑かけてたらごめんなさい。それでも変わらず接してくれてありがとう。
以前こちらであなたに関して相談したら、あなたを軽んじていると言われました。私はあなたを軽く見ていますか?そんなつもりはないけれど、そうかも知れないけれど、私はあなたをとても大切に思っています。あなたが幸せだったらいいなと思っています。私があなたの表現に衝撃を受けたように、あなたに刺激を与えてくれるような出会いがあれば素敵だと、今なら本気で思えます。
私はあなたを見守ります。あなたの方が年上だけど、見守ってます。あなたと対等でありたい。そしてこっそりと尊敬させて下さい。私が天使でないことは私が分かっています。あなたが天使でないことも。
今後も穏やかに、言葉を交わしていこうと思います。
あなたと出会ってからたくさんの考え事をしました。感情を言葉に変える努力を重ねるうちに自分を制することができるようになってきました。私は少しは大人になれましたでしょうか。出会ってくれてありがとう。
書いているうちに予定とはだいぶ違う方向に行きました。文章がぐちゃぐちゃだと思います。一気に書いたので頭の中がこんにゃく状態です。申し訳ありません。
もしここまで読んでくださった方がいましたらありがとうございました。