親元を離れ仕事をはじめました
今日も一日頑張った。
家にはいると、足音がした。目を細めて私を迎えてくれる存在。
上司に期待され、毎日神経を尖らせている私も、彼の前では骨抜きです。つい甘えた声で彼に抱きついてしまいます。
とても大好き。愛してる
でも、彼も気づいているかもしれない
私は最近とある店に通っている。
そこには、私のような客もいるかも
その店でいつもの彼を探すと、彼は別のお客様の相手をしていました。
しかし、私は寂しいなんて思いません。
栗色の髪の彼がいつも私の所へ来てくれるからです。少し眠いのか、私の太股に頭をおいています。うるうるとした瞳が、私の胸をドキドキさせます
もう眠ってしまいそうな彼を叱るように頭を叩いたのは、別のお客様の相手をしていた彼でした。艶やかな黒髪と、キリリとした青い瞳がじっと私を見つめていました。
素敵。彼の優しそうな雰囲気とは違う、ひんやりとしたクールなところが好き
でも、彼のことは愛してる
でもやめられない
私は最低!家に置いて行って!
ネコカフェに行くなんて!