幹事(♂)「○○(私)さーん、こんどの飲み会ダメって返事だったけど、どうにか出てくれない?」
自分「なんか人数足りなかったりするの?いやー、でもちょっと無理だな、申し訳ないけど」
幹事(♂)「いや、△子ちゃん(友人)が○○さん出ないなら出ないって言うから…頼むよ、先輩にめっちゃ美人連れてくるって言っちゃったんだよ」
※友人△子:道行く人が振り返るような美人
自分「あー、そういうことか。でもごめん、やっぱどうしてもその日は行けないから」
幹事(♂)「じゃあ○○さんは無理ってことでいいから△子ちゃんに口利きしてよ!△子ちゃん来ないと絶対盛り上がんないし俺怒られるよ。なんとか△子ちゃんを…」
自分「あー、まぁ聞くだけ聞いてみるよ」
あまり面識のない同じ年の子「ちょっとあんた(幹事)、さっきから聞いてればどんだけ失礼なこと言ってんの?」
幹事(♂)「えっ」
女の子「え、じゃないよ。「あなたを“だし”にしてます」って言ってるようなもんじゃん、その言い方。どんだけその△子ちゃんが可愛い子か知らないけど、この子(私)を蔑ろにしすぎでしょ。挙げ句の果てに「あなたは来なくていいので美人を呼んでください」?バカにしてんの!?」
幹事(♂)「え、あ、すんません…」
女の子「謝るのは私じゃないでしょ!」
幹事(♂)「あ、ごめん…(私の方に)」
自分「あぁ、いや別に…」
女の子「あなたも「別に」とか言わないの!もっと怒んなきゃダメだって!」
自分「でも自分こんなだし、そういう風な扱い慣れてるから、いいよ」
女の子「良くない!その扱いに慣れちゃ駄目なんだよ!自分のことは自分が大切にしないと」
自分「そうかなぁ…」
女の子「そうだよ!」
その子はプリプリ怒って食堂の方へ歩いていきました。
あれから数年経ちますが、その子とはまだ友達です。
この子のおかげで消えかけた自尊心が復活したような気がします(笑)