年の瀬だけどモヤモヤを綴る。
今日親戚の姪っ子ちゃん(姪とかけて仮称メイちゃんとでもしようか)が遊びに来てて、こんな話をしてくれた。
「今ね~クラスに○○ちゃんって子がいてねー
めっちゃぶりっこでうざいのー
気に入った子とはめっちゃ仲良くするけど
気に入らん子とか無視だし、男子にばっかりニコニコするしー
気に入らんことがあるとすぐ先生に言いつけるけど
そのとき自分の悪かったことはなんにも言わないで
ぜーんぶ誰かのせいにするしー。
しかもその子なんかいっつも同じ服着てて
頭変なにおいするし、その子ん家に遊びに行った子が
その子の家めっちゃ汚くてゴキブリとかいっぱいいたって言ってたー
なんかお風呂入っとんの?って聞いたらいつもお湯につかるだけなんやってー
きもちわるいしうざいし最悪やー
来年一緒のクラスになりたくないなー」
最初は「うんうん、いるよね、そんな子」とか
適当に相槌をうちながら聞いてたんだけど
途中から「あ…。おうちが大変な子なのかも…」っていう
事情が垣間見えてきたりして。
同じ服を何日も、とか、家の中がゴキブリわくほど汚い、とか
やっぱちょっと常軌を逸した気配を感じるよ。
それが悪いうわさでホントじゃなかったらいいなぁ。
でもそれを小学2年のメイちゃんに説明するのは
私には至難の業で、しかも説明したとして
メイちゃんにとって「家の事情」と「その子の性格が悪い」ってことはきっとつながらないだろうしな…
しかもメイちゃんの話も友達の話を聞いた話だったりして
確証もないしなんとも言えないな…と思ったし
性格に関しては周囲のバッシングを受けながら
人って成長していくものだから
結局は終始無難に相槌を打って「そうだねー」って聞いてたんだけども。
その子がそういう性格になってしまった背景とか
保身してないと怖くて仕方ないのかもしれないとか
メイちゃんの話を聞いてると、今の私には理解できるけど
それを小学生や中学生の子が理解してあげたりとか、
そういうのは多分とても難しくて
そういうのを発端にいじめとか不登校とか
そんな風になっていくのかと思うとなんだかちょっと
悲しくて憂鬱な気持ちがした。
いじめに直結はしないかもしれないけど
ちょっとずつ学年が上がっていくにつれて、
上手に避けられるようになって、友達が離れてくのかなぁ…。
メイちゃんの話に出てきた○○ちゃんは私からは遠い存在だから
私がなにかできるわけでもすべきでもないのかもしれないけど
もしメイちゃんの話が事実なら
○○ちゃんは自力だけでその状況を脱するのはたぶん
凄く難しいだろうな。
こういうの、誰が、助けの手を差し伸べるんだろう。
小学校の先生、○○ちゃんのSOSに気づいてるかなぁ。
気付いて、見て見ぬふり、してないかなぁ…。
そんなことを思う年の瀬。
来年は私にもメイちゃんにも○○ちゃんにもいいことがありますように。
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