こんにちは、いつもお世話になります。今回の小瓶も長文になりますが、読んで頂けたら嬉しいです。
もう3年以上も前の出来事になるが…
年末に、今はもう縁を切った高校時代からの元友人が、私が一人暮らしをする部屋に遊びに来たことがあったが、
思い返すと、彼女には色々とおかしな発言があった。
最寄り駅に友人を迎えに来て、それから私の住む集合住宅まで一緒に歩いていったが、その途中に旅館を見つけて、
「こんな町に観光するところなんてあるの」
と、笑いながら言う。
えっ?何でこんなこと言うの?と思ったけど、うまく言葉が見つからず、「きっとあるよ」というのが精一杯で、強く言い返せなかった。
自室に到着してから、お互いの仕事の話になり、私の働いているところが話題になった。
私は当時、ホームヘルパーの仕事とある運送会社の荷物集積場でのアルバイトを掛け持ちしていた。
私がその運送会社の荷物集積場でのアルバイトは、ベルトコンベヤー上の大量の荷物を捌かなければならず、本当にしんどいという話をすると、元友人からは
「(その仕事は)頭使ってないからね~」
という言葉が返ってきた。私がその言葉を聞いて気色ばんだのを察したのか、
「まあ、そういう仕事をする人がいて、世の中成り立ってるからね~」
と言ったが、私の怒りは収まらなかった。私が憤りを含んだ言葉を返すと、
「ごめん!!」「ごめんね」
と、謝ってはいたが、あまり自分の言葉がどれだけ気分を害したかは分かっていないみたいだった。そして半分泣きそうな様子で、
「私の母親、父親のことが元で、自殺したんだよね。
それからはもうとても苦しくて、辛くて、精神不安定になって、ふと心に浮かんだことを、ぽろっと言ってしまうんだよね。
T(私の名前)とも、友達として付き合って行きたいし…」
ということを言った。
私は元友人のその言葉と、悲しげな態度のせいで、それ以上矛先を向けられなくなってしまったが、
今思うと、精神が安定しないために人の気持ちを傷つける可能性があると分かっているなら、私に会わないという選択も出来たはずだろう?と言いたい。
その元友人の話では、前々からお父さんが借金を重ねて家族に多大な迷惑をかけ、お母さんがそれで散々苦労をされていたというので、嘘ではないと思うが、
今思うと、うまく丸め込まれてしまったなと思う。
その後謝罪の手紙が来て、一旦は許すつもりになったけど、それからの私に対する態度が、何だか私の気持ちを踏みにじるようなものばかりだったので、
もう耐えられないと思い距離を置いて、最終的には縁を切ることにした。
私はその当時自尊心が欠けていて、半分「しもべ」として見られていて、また都合よく使うことのできる道具みたいに見られてたんだと思う。
こっちの気持ちを踏み荒らしてくるような人とは、友人づきあいはできないと思ったし、自分の傷を免罪符にして、人の気持ちも、付き合いのルールも壊すような真似はしたくないなと思った。
ここまで読んで下さって、有難うございました。