2年ぶりくらいにここに帰ってきました。
来たというよりも、帰ってきました。
私のことを知っている方はもう少ないでしょうし、何よりあれからまったく進歩していなくてとてもとても恥ずかしいので匿名で。
私は中学の間ほとんど、病気で学校に行けていませんでした。
というのは建前で、何だかよくわからないけれど行けなくなっていました。
でも勉強は好きだったので、お家でちょこちょこやっていました。ちょこちょこですからあんまり頑張ったとも言えないけれど。
学校がダメだっただけで、外は好きなのです。
だから7時半に起きても間に合う学校はさぼって、5時に起きなきゃ間に合わない模試だけ受けていました。
だから高校は合格しました。
出席日数は足りなかったけれど、模試の結果がそんなに悪くもなかったので全日制に合格しました。
学校アレルギーのくせに、無理して全日制を受けたんです。その方が就職の足を引っ張ることもないだろうし、私も頑張ったら青春できるかなあって少しだけ夢も見ていました。
それが間違いだったみたいで、まだ5月にもなっていないのに、命と学校を天秤にかけてもどちらに傾くこともないのです。こんなこと言ったら母に怒られそうです。
学校に通っていると、私の世界は学校がすべてです。
学校が嫌な場所になったら、家にいても嫌な気持ちがします。学校が嫌だから生きることをやめたくなります。弱いです。とても情けないことです。
だからと言って学校をやめる勇気も持ち合わせていないのですから、もうどうしようもありません。
私が笑って学校に通うことで、両親がどれだけ嬉しく思ってくれるのかを知っているからです。
でも、やっぱり私にとって学校は心を食べに来る怪獣ですので、連続で通うのはちょうど1ヶ月が限界です。それは中学の時から同じです。
1ヶ月までは耐えられるのですけれど、そこから先がどうも難しくて越えられません。力尽きるように行けなくなって、同時に笑えなくなります。とても不思議です。
毎日身につけていた制服なのに、突然目に入るだけで頭が真っ白になった後世界がぐるっと一周して、それからおえ、と戻しそうになるのです。やっぱり不思議です。
部活も楽しいし友達と馬鹿騒ぎもするし、だけどどこかで何かがじわじわ溜まっていくのでしょうね。1ヶ月で満タンになるタンクに。
多分私は死に物狂いで頑張るかまったく何もしないかしかできないから、タンクが頑丈すぎるのかもしれません。
底に穴でもあけられたら良いのでしょうけれど。
なんてことを考えながら通学路を歩きます。それも戦場に行くみたいな顔をしながら。とても変な子です。でも気持ち的には生きるか死ぬかの戦いなのであながち間違いでもないかもしれません。
ではでは長文失礼いたしました。
来月の目標は、心が食べ尽くされてしまう前に再生する力を身につけることです。
おやすみなさい。