何となく、ストレスがたまる日々。
幼少期の頃から感情を押さえつけるようにと教わり、いつの間にか思ってもいないことしか話せなくなっていた。
笑っているのに楽しくない。
ひとつひとつは本当に小さなことなんだけど、それが積み重なって最近は体の震えが止まらない。母はニコニコしながら言葉の暴力を私に振るう。だから私もへらへら笑う。感情を表に出せなくなっているから、涙はひとつも出なかった。どうも私は心と体の繋がりが切れているらしい。
死ぬくらいなら隅っこで静かに生きていた方が誰にも迷惑かけずにすむから、死ぬつもりはさらさらない。
ただ何となく、刃物を手にとって手首と腕と足首と太ももと…ありとあらゆるところを切ってみた。もう癖だな。
別にスッキリはしなかった。
むしろ後片付けが面倒なだけだった。
今日も話す前にひと呼吸。
ぱっと笑顔を作って優しい言葉を吐く。