3日前の話。
自転車を漕ぎながら、泣いた。
高校に上がって、やめてしまったバスケット。
不意に思い出したミニバスの時のコーチの言葉。
私と、一個下で一番長くチームにいる子に言われた。
皆の前で、聞かれた。
「なぁ、お前らバスケット楽しいか?バスケットが好きか?俺にはそう見えない」
失望した目で見られた。
キャプテンの責任が重たくて、辛かった頃だった。
何も答えられなかった。
中学校でもバスケットを続けた。
楽しいって思えるようになった。
生徒会に入れられて、部活に出られなくなった。
体調を崩した。
試合に出られなくなった。
それでも、バスケットがしたかった。
だから練習できる日は無我夢中でやった。
公立高校でバスケットを続けたいと思った。
でも、落ちた。
進学した私立高校の特進クラスは朝から晩まで勉強。
運動部は、体調を崩したままの自分には無理だった。
民間の団体で続けようかと思った。
でも、過呼吸が治らないから無理だった。
大学院進学っていう夢ができて、勉強に励んだ。
バスケットは忘れたつもりだった。
自転車を漕ぎながら思い出した。
「なぁ、お前らバスケット楽しいか?バスケットが好きか?」
辛くてミニバスを辞めようかと考えたとき、手足をもぎ取られるような思いをした。
中学校では部活に出られないのが悔しかった。
試合に出られなくて泣いた。
思い出したら涙が出た。
私にはきっともうバスケットはできない。
少なくとも選手としてコートには立てない。
今、コーチに会えるなら伝えたい。
私はバスケットが大好きでした。
そして、これからも大好きです。
ななしさん
お疲れ様でした。
私も、ミニバスのキャプテンで責任が重く体調を崩したりしておりました。
中学に入ってからもありがたく思うべき期待を重く感じ、自分の中で耐えられなくなりやめてしまいました。
今は大学生ですが、バスケがしたいです。高校の時もずっとずっとバスケがしたかったです。
最近は帰省したときはミニバスに顔を出したり、大学でバスケをしたことのないひとなど片っ端から声をかけて体育館を借りバスケをしたりしています。
ミニバスの監督の言葉は特別ですよね。それが呪いだろうと、いい言葉だろうと、特別です。
大事にしてください。たまに思い出して、色々なことを思ってください。それは人生のうちの数年だったとしても、人生のうちで最も輝いていた時だった筈です。
全く、バスケは罪深いですね(笑)後悔が強いぶん、今のわたしはいつだって、バスケがしたくてたまりません(笑)