わたし、写真部に所属しているのです。
部活内で写真を撮るわけではなく、普段カメラを持ち歩きその場その場で撮った写真のデータを活動日に提出し、現像、展示をしているので、部活の活動は活発とは言えないのですが。
それとは別に個人で勝手撮って、自己満足している、最近はまっている風景が夜景なのです。
夜景といっても、360°大パノラマ的なあれではなくて、自分家のベランダから撮った安上がりなものなのですが、これがなかなか、面白くてですね。(まん丸で小さなたくさんのライト、ちょっとぶれると線が引かれた様になるのです)
ただの道も、登下校が辛い坂道も、カメラを片手にぱしゃぱしゃしてれば、画面の中の道は光がたくさんの、優しい道に思えてくるのです(思えてくるだけですよ、歩くの辛いのは変わりません)
デジカメでも玄人の方が扱うと、とっても、素敵なものが出来上がるのですが、何分、自分はちゃんとした写真を撮るのは初めての素人中の素人。
ですが、時々、何分の1かの奇跡でうまく撮れちゃったりするのです。
(自分で勝手にうまい!と思うだけなので、先輩からみたら穴ボコだらけの作品です)
その、何分の1かの奇跡を現像して、ひたすら見つめるわけです。
そして、なんだか嬉しくなっちゃったりするわけです。
先輩の作品をみて、自分まだまだだなぁ…とか思いながらも、なんだかわくわくしちゃうのです。
写真を撮るのはとても楽しい。
素人で穴ボコだらけで、自画自賛ばかり。
まだまだだなぁと思ってもまだまだ、先があるのだと、先に行けるかもしれないと思うと毎日が しゅわしゅわ と、わくわくなんです。
(炭酸みたいなイメージ)