なにに苦しんでいるのかわからないから、くるしい。底なし沼のように、悩むことが自分になってしまう。
好きだった人の好きなところが、なくなっていく。
人もいろんなものも変わっていって、どんどん知らない人になっていく。
変わってしまったら、大事だった過去がなくなる気がする。ぶつかって傷つけあって、それでも大切にしあった人も、みんなが忘れても一緒に記憶を大切にした友達も。
あのときの大事だった人はもうどこにもいない。
でも、なくなったわけじゃないんですよね。過去はぜったいになくならない。いまがあのときと違っても、あのときの約束が守られていなくても、嘘になったとしても。
あのときのあの人たちは、言ったことは、ぜんぶ本当だったよね。ほんとうにそこにいて、一緒に時間を過ごして、話して、それはきっと嘘じゃなかった。
このまま、なくなりませんように。大事だった記憶がなくなりませんように。みんなが、わたしの大切な人がわたしとのことを約束を忘れても、わたしだけはちゃんと覚えていますように。
大丈夫。ちゃんと進める。大丈夫。
ななしさん
なんだか、自分の心の中を見ているような気がしました。
私も、守られなかった約束を持っています。
今はもう連絡を取ることもなくなってしまった友達との、楽しすぎた過去を持っています。
忘れられないのも辛いけど
忘れてしまうのも悲しい。
でもね、一度関わった人を、簡単に忘れることなんてできないと思います。
あなたも、あなたの周りの人たちも。
たとえ「あのときの大事だった人」があなたのことを忘れていたとしても
あなたのことを死ぬまで一度も思い出さないことは
不可能なんじゃないでしょうか?
きっとね、悲しくなるほど大切な思い出を持ってることが幸せだって
そう思える日がくるんですよ、いつか。
これは私の希望でもありますけどね。