立ち直りのプロセスっていうのをネットか何かで見た。
まぁ、そういうものがあるだなぁと渦中ではそんな風にしか思ってなかった。
私なりのプロセス。
否認。
まず、体がうごかなくなって気づく。
思い通りに動かない自分を「こんなはずじゃない」と、周りからの評価が落ちることを恐れていた。
他人との接触を避ける。
悲しみ。
自己否定を繰り返すことで安心する。何に悲しんでいるのかわからない、ただ悲しい。何を見ても涙が出そうになる。周りの人がまぶしく見える。
怒り。
何が原因かを考えていくうちに、人のせいや環境のせいにする。自分はこうなって当たり前だと思うようになる。
葛藤。
早く元気にならなければと思うが、活動的になったと思うと、とてつもない罪悪感に苛まれ、反動で落ち込んでしまう。
受容。
悲しむことや憎むことに疲れ吹っ切れる。自分はもうこれでいいやと思う。
希望。
自分は生きていていいんだ、ここに居ていいんだ、と思えてようやく自分の欲が出てくる。
まずは簡単に、出かけたい、服が欲しい、など。
2年かかった。
どの時期も必要だった。
ここにいる人たちも、色んな段階にいるのだなと思う。
だから、それぞれの段階に合っ言葉が本当はあるんだなと思う。
私はあなたのその感情全てを認める。
元気になれとは言わない。
思いっきりその感情を感じきってほしい。
それがあなたに今必要なんだ。