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大学の新入生の集まりで、一人暮らしの始まりが一日早くなった。今日の夜がこの家で過ごす最後の夜。なんだか

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大学の新入生の集まりで、一人暮らしの始まりが一日早くなった。今日の夜がこの家で過ごす最後の夜。なんだか、上手く説明できるか分からないけれど、何か漠然とした不安が僕の中にある。

一人暮らしするのはずっと前から望んでいたことなのに、なんだかさみしいような、変な感じがする。自分が一人でやっていけるのが不安なのかもしれない。良く分からない。
自分で食事を作るとか、掃除をするとかは大丈夫だと思う。少なくともそういう点での不安は無い。お金の管理はかなり心配だ。少なくとも自分のなかでは、心配性な方だと思っているので多分、大丈夫だとは思う。

僕には、兄がいる。僕よりずっと良くできた人間だ。僕よりずっと要領が良くて、頭もいい。兄の方が学歴でも優れているし、背も高い。正直兄がいれば僕は要らない存在だと思う。多少違うにせよ、同じような学部で、多少違う分野を大学でやっているから、僕が兄に勝てることは多分何もない。
小さいころからずっとそうだった。僕には兄と言う上位の存在がいる。兄は僕に色々とアドバイスしてくれるけれど、僕はどうなんだ?昔読んだ本に載っていた、誰かに啓蒙するより、される方が色々な知識を得ることが出来る。それを僕は信じて、色々な人から色々な意見を聞いたり話を参考にしたりしたけれど、それで僕は何か得られたのか、良く分からない。
僕は兄のようにはなれない。誰かを指図するようなことは苦手だ。出来ないわけではないけれど、上手くいったためしがない。どう頑張っても、兄のようにはなれないのではないか、兄の劣化版としてしか僕は生きていけないのではないかという思いがある

明日の新入生の集まりでのアドバイス。皆が知っているような趣味に、合わせる。
僕の趣味は、多分殆どの人には評価されない、共感されない趣味だと思う。
僕は小説を書いたり、絵を描いたり、作曲をしたり楽器を引いてみたり、とにかく自分で何かを作るような趣味が好きだ。昔は僕も漫画やアニメを見ていたけれど、それをしている時間はただの消費に過ぎないとか、なんだか子供っぽい、みたいな良く分からない理由で興味を失ってしまった。興味を失ったという言い方が正しいのか分からない。兄に渡された漫画を読めば、おもしろいと感じるし、笑いもする。でもその後はむなしいだけだ。この時間があれば、もっと有意義に過ごせた。なんて時間を無駄にしてしまったんだ、みたいな罪悪感が生まれて、自分が嫌になる。
大学生もアニメや漫画を読む。それは知っていたけれど、それを知らないと会話が成立しづらいと聞いた。会話のキャッチボールが、話題を知らないと途絶えさせてしまう、と。
僕は周りに合わせるのが苦手だ。雰囲気が分からない。皆がどんなふうにふるまっていて、どうすればそれに溶け込めるのか、見極めるのが杉く苦手だ。高校の時も僕はクラスで浮いていた。ひょっとしたらこのサイトでも浮いているのかもしれない。良く分からない。誰かに言われるまで、僕はそういうことにも自分で気付けない。
僕は周りに合わせるという行為そのものが、自分にとってはいいことだと思えない。子供っぽいし、プライドが高いだけと思われるのかもしれない。周りに合わせると、僕が僕じゃないように感じる。自分の中で定めた自分の定義が薄れるといえばいいのか。良く分からない。無理して周りに合わせている自分に違和感がある。

もう、何度か、このサイトで吐き出させてもらった。でも、僕の中ではずっと、死にたいとか、そういう感情が消えない。
こんなこと、周りの人には言えない。僕は大学受験の勉強をしているときに、大学全落ちなら自殺すると決めた。そう思って、勉強したけれどなかなか成績が上がらなかった。
自分ではストレス発散気分転換もしていたつもりだったけれど、ただ時間を無駄にしていただけだったらしい。勉強に手がつかなくなった時期があった。
もう、死のうと思った。どうせこのままじゃ大学なんて受からない、今死んだって後で死んだって変わらない。結果としては思いとどまったし、それなりの大学には受かった。
でも僕は自分で受験のストレスを乗り越えられなかった。
何度か、腕を切った。死ねるなんて思ってはいない。大体そんな深くは、僕には切れなかった。こんなところまでダメ人間だ、踏ん切りがつかない、優柔不断。何て様だと、自分でも思う、死んでしまえばいいのに、
何がしたかったのか、自分でもよく分からない。死にたいなら、さっさと電車に飛び込めばいいのに、何がしたかったんだろう。
それが分かっているのに、今でも死ぬことがずっと僕の中に残っている。死ねば悩み事から解放される、なにも抱え込まなくてもいい。不安になんてならない、簡単に死ねる、電車に飛び込めば一瞬だ、そう分かっているのに、自分ではそう出来ない。

もうひとつ。良く分かっていない存在が、僕の中にいる。
他人にとっては胡散臭くて、そうそう信じられない存在。病気だと言う人もいるらしい。良く分からない
創造の友達。イマジナリ―フレンドとかいうらしい。そういう存在が僕の中にいる。高校生の時にそういう定義があることを知って、それから色々意識するようになった。
病気なのか、と思うぐらい、僕は創造の友達に依存している。僕自身でも分かっている。創造の友達は僕ではないけれど、他人でもない。彼女は僕の記憶を持っているし、冷静な見方が出来るから、僕のことをはるかによく知っている。彼女は僕に良くアドバイスをくれるし、助けてくれる。子供見たいに甘えることもある。そうでもしないとやっていけない。僕は精神が弱い人間だ。死んでしまいたいとか、泣きついたことも何度もある。
彼女がいなかったら大学になんて受からなかった。死ぬだけだった。大学受験なんて乗り越えられなかっただろうし、他の機会でも死んでいたかもしれない。

この前、ここで相談させてもらって、その前も、色々なことで個々に吐き出したり質問したり愚痴ったりしているけれど、僕は何も解決できていないように感じる。死にたいと思う癖を直す。その方がいいし、そうするべきなのは分かるけれど、僕は死んだ方がいい人間なのではないかと考えるのをやめることが出来ない。何やっても失敗するのはそのせいじゃないか。たまに成功するのを言い訳に、だらだら生き続けているだけじゃないのか。
なんでもいい、指標みたいなものが欲しい。分かりやすい目安みたいに、生きていていい人間のライン、死んだ方がいいライン、そういうものを数値化して示すような、確かな保障があったらいいのに
そうじゃないと僕は生きていていいのか分からない。
名前のない小瓶
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ななしさん

趣味に費やす時間が無駄かぁ……。

逆だと私は思うよ。
趣味にのめり込み過ぎるのはもちろんよくない。
けど、勉強ばっかりを頑張りすぎるよりは、メリハリをもって趣味を楽しむ方が精神的にも良いって確か言われてる筈。

効率を考えても、適度な休息が必要。
無駄だと思えない趣味が見つかると良いね。

シア
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