ななしさん
理系が就活との同時進行が大変だってことは何年も前から言われてます。
実験や卒論とのスケジュール調整が文系より大変だと。
その反面、理系にしか進めない職も多いのでメリットもあると。
そう言われている中で理系に進んだのですから、今まさに、過去あなたが大学を決める上でしたはずの覚悟が試されている時です。
もし、そこを何も考えずに進学したというなら、過去の浅い考えを悔いて開き直るしかありません。
個人的には、早く始めるのはいい事だと思います。
学生さんが採用試験や面接の場数を踏めますし、希望の業界や職種を修正しやすくなりますし。
企業側も優秀な方を早く確保したいのは当たり前ですし。
企業は「会社がやって欲しい仕事を、やってくれる人」を探しています。
ものすごく極端な話、会社にとって都合のいい人を探しています。
日程に不満があるようですが、残念ながら「企業側が設定した日程に来てくれる」のも、都合のいい人のひとつです。
それが嫌なら、企業側にとって「設定した日程をずらしてでも、採用試験に来て欲しい」という人になるしかありません。
あり得ない話と思うかもしれませんが、私の知人は履歴書と一次試験のグループディスカッションで大変に気に入られました。二次面接を、自分に都合のいい日時までかなり引き伸ばしてもらったそうです。「採用のスケジュールを大幅に変えてでも、あなたを待ちます」と、企業に言わせたのです。私の知り合いの中でもずば抜けて頭の回転が早い、優秀な人でした。こういう人もいます。
きつい現実ですが、就活と学業の両立が出来るかどうかも試験されていると思って下さい。
会社では、複数のプロジェクトや作業を同時進行するのは当たり前です。自分のペースでやれないのも当たり前。
家庭でさえそうです。いくら働いているからといって家事育児をまったく手伝わない夫は妻から嫌われます。
学業が本分とはいえ、「学業しか手が回らない」学生では厳しいと思いますよ。