迷いの小瓶
夜空に浮かぶ月が今日も変わらず綺麗だった。
でも、最近ふと思う・・・。
見つめられている月は何と思っているのだろう?
綺麗な月だと見つめる側はいいのだけれど、見つめられる側のお月様は不快に感じていないだろうか?
世の中には、“嫌い避け”も“ごめん避け”もあると聞くが、社会に出たら“ごめん避け”が圧倒的に多いだろう。
気まずくなってもどうしても、仕事だと顔を見なければならないこともある。
今日も輝いて見えるお月様のことを考えると、自分勝手に見つめたり思ったりして、すごく申し訳ない気持ちになった・・・。
あぁ、今日も私は疲れてるな。
月にはすでにウサギが住んでいるから、嫉妬してしまうんだろう。
情けないな。