自分の気持ちがよくわからない。
*長文*
高校生になって半年。
ひとと関わるのが得意でない私だが、文化祭の準備でクラスのある男の子と仲良くなった。
ひとにうまく頼れず 一人で作業を進めていた私に声をかけてくれ、手伝ってくれたひとだ。
この頃は毎日学校で話すし、ラインもしたりしている。趣味が合うこともあり、話し下手な私だが 緊張なくリラックスして話せる。
私は最近故障をしてだいすきだった部活が出来なくなり、落ちこんでいた。その時、しずかに話を聞いてくれた。頭をなでられても嫌じゃなかった。
つぎの日会ったときには流石に気まずかったのだが、今まで通りに話しかけてくれた。やはりこのひととは、素直にたのしく過ごせると感じる。一緒にいるとおちつく。
まわりの友だちからみても良い雰囲気らしい。付き合っちゃいなよ!などといろんな人に言われる。きっとうまくいくよ、と。
しかし、私には彼への気持ちがよくわからないのだ。
一緒にいるとおちつく。
話を聞いてくれる。聞かせてくれる。
居心地がいい。仲良くしていたい。
その友だちの意見では、それは恋、らしい。
でも、中学校までをひとりぼっちで過ごし、いまも本当の弱音を言ったり出来ない私は、優しく聞いてくれるあのひとに甘えたいだけではないのか。
まえにひとをすきになったとき、初恋のあの頃は、探してもいないのにいつでも相手が目に留まったし、比喩ではなく胸がほんとにどきどきしたし、なんというか世界がきらきらしていた。あれは確かに恋、だったと思う。
そばに居てもこころがこんなに 凪いだ海みたいに平らか、
なんでもないことをずっと話せるこの時間が心地よい。
あのひとで頭がいっぱいになったりはしない、
つらいときだけ無性にあいたい。
気持ちは理屈じゃない、そうは思うのですが、
優しさに甘えてるだけだったなら、もしそんな気持ちでおつきあいを申込んでしまったならば、こんなに失礼なことはない。
この気持ちは、なんなのでしょうか。
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