好きな人、N子さんにしようかな。
N子さんの話をします。
同じ職場に、初めて派遣で来た二人の女性。
M子さんとN子さん。(以下、さん無し)
周りの人達はM子が可愛い可愛いというが、確かに可愛いかもしれないけど、私が初めから気になっていたのはN子。
雰囲気というかなんというか、N子に惹かれ、逆に、M子には特に興味も無く。
それから、M子は一度も来たことはないけれど、N子は頻繁という程でもないけどちょいちょい入るようになった。
ざまあみろ。
ゲフン。
良い子だなぁ、話したいなぁ。
なんて思いながらも、仕事上の会話(指示?説明?)はあれどプライベート的な会話は皆無のまま数日、数ヶ月。
そして先週。
休憩中に勇気を出して話し掛けました、いきなり。
「何かLINEのゲームとかやってる?」
「ポコポコしてます」
「ポコポコ?」
「ポコポコ」
「ポコポコって何?」
「ポコポコですよ!」
「え、どんなゲーム?」
「え、ポコポコ知らないんですか!?」
「ポコポコって何?」(少し離れた別の人に)
「さぁ?」(別の人)
「え、ごめん、どんなゲーム?」(一応、アプリストアで検索しながら)
「ポコパンみたいなやつです」
「あぁ、ポコパン?それは知ってる。(アプリを見つけて)あぁ、ポコポコ、したことあるかも」(実際はしたことなかった。嘘ではなく勘違い)
「やりましょ!クローバー送って下さいよ!」
「送る送る-。LINE教えてー」
「良いですよー」
その日はタイミング的なものでLINEは聞けなかったけど、翌日に無事LINEを聞けました。
さて、LINEを教えてしまったN子。
私としてもかなり想定外ではあったけど、それからほぼ毎日LINEしてる。
『これで終わりかなぁ』って時にまた疑問を投げかけてくるN子。
『疑問を投げかけてくるって事は嫌がっては無いって事か…?これって、聞いても良いけど聞かなくても良い内容だよなぁ。それとも、ただただ、優しい子ってだけで、地味に無理してるのか?』
そんな心配とは裏腹に、ズルズル続いているLINE。
そして昨日、明日は出勤かという問いに、映画を見に行くと返ってきたので、聞こうか聞くまいか迷ったけど聞いてしまった。
「誰と見に行くん?」
もう寝てしまったのか、翌日の現時点ではまだ返事がないけれど、彼氏って返って来たら傷付くんだろうなぁ。
初めから期待はしてはなくはないけれど、こんな良い子だもの、一人や二人の彼氏くらいはいるでしょう。
聞くんじゃなかったかなぁ。
仮に、今回の答えが彼氏では無かったとしても、彼氏がいないという事にはならないし。
それはそれとしても、やっぱり好きだなぁ。