読書録の小瓶。
似鳥鶏さんの「神さまの値段」
過去にドラマ化された(観ていないけれど)「戦力外捜査官」シリーズの二冊目。
「戦力外」の刑事2課設楽・海月コンビが、カルト宗教に入信した妹を救い、引き起こされようとするテロを阻止すべく奮闘するストーリー。
似鳥鶏の作品が好きで、色々読んでいるのですが、このシリーズも似鳥作品特有の平凡な主人公+ちょっと変わった名探偵の組み合わせ。
だが、それがいい(笑)
後半のハラハラ感に、思わず新幹線の中で泣きそうになった。
手に汗握る(冬だから手汗はかいていないけれど)感じ。
読み終わったあとは、安堵でほっとした。
個人的には似鳥鶏さんの面白さは注釈と後書きにもあると思う。
似鳥鶏を読む機会がある方は是非隅々まで読んでいただきたい。
今夜は久々に自分の布団で眠れるぞー!