私の父方の祖母はすごく厳しい人でした
同居してたんですけど‥
私が物心をついたときから、食事の時間は楽しくありませんでした
祖母は、食事中にしゃべることを禁止しました
行儀が悪いという理由で‥。
小さい頃の私は、ご飯を食べるのが好きでなんでもかんでも、おいしいおいしい!と言ってへらへらして食べてました
でも祖母は、へらへらして食べるなとよく私を叱りました
そのせいでしょうか
祖父母が亡くなってからも、私はあまり楽しい顔して食事ができません
亡くなってからは、食事中のお喋りは解禁になりましたし、楽しく食べれてます
でも、おいしいという顔をしてご飯が食べられません
意識しないと楽しい顔をしてられません
なんでなんでしょうね
ななしさん
「食べる事」「話をする事」「話を聞く事」が、うまくバランスがとれていないのだと思います。
長い間押さえつけられて来たなら、会話しながらの食事で育ってきた人よりも、「食べながら場を楽しむ事」の訓練が足りていないはずです。
笑うと、口の動きが遅くなったり、止まったりしますよね。あなたは「食べる事」のみに集中する癖がついているから、口を動かす事に集中して、結果表情が動かなくなるんだと思います。
これは訓練が足りていなかっただけなので、慣れていけば大丈夫だと思います。
おいしそうな顔を無理に作ろうとすると、それを意識し過ぎて結果的に食事が楽しくなくなるので、もっと気楽にいきましょう。
おいしいと感じたら、「おいしい」と言って、思い切り笑顔を作ってみる。「味を感じる=顔が動く」 と体に覚え込ませるんです。そうすると、自然に笑顔が出るようになると思います。
結婚相談所にもいるんですよ。小さい頃から厳しくしつけられて、食事を笑顔でする事が苦手で、食事をした相手から「不機嫌そう」「楽しくなさそう」「暗い人」と思われてフラれてしまう人。
本人達はまったく自覚がなくて、指摘されて改善してからは、明るく食事が出来ています。主さんは自覚があるんだから、もっと簡単に直せると思いますよ。
ななしさん
厳しいお祖母さんとの食事、大変でしたね。
食事というのは、ある意味、命のやり取りでもあるので、食糧難の時代を生きてきた(と思われる)お祖母さんやその上の世代にとっては、食事自体がとても神聖なものだったのかもしれません。
または、お祖母さん自身、何らかの理由(時代背景や世間体・躾など)で、自分の気持ちを自分の言葉で素直に表現することを抑圧していたのかもしれません。
でも、食べたものを素直に「おいしい!」と表現したり、食事を楽しんだりすることは、まったく悪いことではありません。(むしろ、良いこと!)
今まで抑え込んできたものを、無理やりこじ開ける必要はないけれど、まずは「おいしい」と感じたときに「おいしい」と口に出してみてはどうでしょう。一緒にいて楽しいなと思う人と、美味しいご飯を食べてみるのも、いいと思います。
今は表情が沈んでいても大丈夫です。いつか必ず、楽しめますよ。