書き逃げ(*`・∀︎・)ノなのだっ
放課後の教室。
カーテンの隙間から差し込む西日の、橙色が照らす君の頬が、すごく綺麗だった。その瞬間はここにふたりしかいなくて、時間が止まったみたいで、
いまならなにかを変えられる気がして。
隣の席から、きゅっと距離を詰めた。ゆめのなかのように音が遠のく。うつむきそうなのを必死にこらえてみつめてみる。
君はこちらをみる。目があう。いつも一緒にいたのに近ごろ、きちんと覗きこめなかった。案外可愛いまるい目。
…
お腹すいたの?
ん?
はい
…ぱく。
私がみつめるとなぜお菓子をくれるのだ!!!
あ、お腹鳴ってたりするのばれちゃうから?あんドーナツへの愛を叫びすぎたの?
照れ隠しだと思いたいのにその目!この距離なのに冷静やし!
私はなんだ!
…なんでもないんだろうな。
まあ私も十分、どきどきで倒れそうだったよ。ほっとしてポッキーをたべて回復回復。
この恋はいったい、何処へ行くのでしょうか。