私は小学生の頃、母を亡くしました。
数年経ち、母がいない生活に慣れました。
でも高校生になった今でも、
寂しくなるときがあります。
それは友達の家族の話を聞いているときです。
家族全員仲が良かったり、旅行に行ったり、
ちょっとした喧嘩をしたり…。
何もかも持っている友達に羨望を
感じられずにはいられません。
私が喉から手が出るほど欲しいものを
持っていて、それでもまだ幸せになろうなんて
強欲だと思ってしまいます。
話がずれましたが、
私は中でも「お母さんと買い物をした。」
がすごく羨ましいです。
今でも母が生きていたら喧嘩したり、
愚痴を聞いてもらったり、
一緒に出かけたりできたのに、
と考えてしまいます。
私はなくして改めて母の大切さを知りました。
母がいなくなってから
家族がバラバラになりました。
兄弟とは1年に1回くらいしか話しません。
それも一言。
父とはほとんどメールでのやり取りです。
そんな生活を送っているせいか、
幸せな家庭、母が生きていた頃の生活に
戻りたいと常に思っています。
でも私が子どもとして所属する家族は
もうほとんど修復不可能です。
しても母がいなければ意味がありません。
だからか、私が母という立場として、幸せな家庭を持ちたいと思うようになりました。
将来の夢は「お嫁さん」、と言うより
「お母さん」です。
私は早く、
母のような「お母さん」になりたいです。
ママ、産んでくれてありがとう。
私はママが私のお母さんで良かった。
もっと一緒に出かけたりしたかった。
今でもひとりで寝る時、ママが恋しいよ。
会いたいよ。私の寿命を半分ちょっとあげて
一緒の時を生きていきたかった。
大好きだよ。今でも愛してる。