和解と決別の小瓶。
とっちらかっています。
一年半ぶりかな、連絡が来たのは。
自分が落ち込んだからって寄りかかりにきたの。
わざわざ試すように
どうってことないメッセージまで送って。
別にいいんだよ。
ちょっとぐらいなら寄りかかっても。
でも、今の私は前の私とは一味違う。
そんなことを遠回しに主張。
今のあなたにとって
私は居心地のよい人間じゃないですよって。
あの頃みたいに、
簡単に利用されてなんかあげないの。
結局辛い時を他人に縋ってやり過して、
もとの鞘に収まっていくのね。
私はただの使い捨て。
いいんじゃない?それでも。
元の友人の関係に戻れるかなって
ちょっとだけ期待した。
けれど、さすがに無理みたい。
いいんだよ。
変わらずに、女の子で現実逃避するあなたとは違う。
もしもまた共依存に戻るなら、
今度は私があなたを捨ててあげる。
そんな勇気があるかわからないけれど、
そうするって決めているから。