人は一人だとなんとなく感じる
とても寂しい
家族は大好き、一人じゃない
でも
どこからともなくくるこの上ない心の渇き
それは17歳の思春期特有?
ネットのビアンのブログを読んで
幸せな二人にいいな、とほんわかするけど
ブログの更新は二年前に止まっている。
世の中の全てに終わりがあるという発明
脈絡のない幸せな文章にも終わりがある。
渇く
喉がカラカラする。
求めて手が空中を舞うけど
空気さえ掴めない。
この部屋には誰もいない。
誰がこんな僕を愛してくれようか。
悲劇の物語を読んで心を落ち着かせるようなどうしようもないこの僕を
ハッピーエンドに現実ではありえないと唾を吐くようなこの困った僕を。
大嫌いだ。
自己肯定感なんてあるものか。
たとえ誰かを好きになれたとしても
自分よりも可愛い子細い子優しい子面白い子楽しい子かっこいい子がいるから、と
現実から目を逸らし
傷つくのを恐れている
だのに
渇く、渇く、と見えないものを追いかける僕はどんなに滑稽だろうか。
だったらいい加減前を向いたらどうかと思うのだけれど
いざあの子が好きだと自覚するのが恐ろしい
そこには終わりしか待っていないのだから。
友達はこんな僕を変わり者だと言う。
普通は好きになったらお近づきになりたいと思うだろうと。
いい。
近づかなくていい。
どうせ実ることなどないのだから。
いっそ罵倒してくれ。
傷だらけのこの僕にもっと傷をつけてくれ。
これはもう矛盾だ。
傷つきたくなんかないのに半分自傷気味に笑っている。
本当に救いようがない。
自ら殻を作っているからどうしようもない。
それに気づいているのもどうしようもない。
気づいていてどうもしないのだから
どうしようもない。
こんな小瓶返事も書きづらい。
運営者さんこんな小瓶流して手間かけてすみません。
それでも私は心が渇くから
助けを求めずにいられない。
殻の中で生意気に嘆いてる
ごめんなさい。