私の友達はみんな、いじめとかは絶対にしない人だし、自分の意見ははっきりしているけど、理解もあって、本当にいい人たちでいい友達なのに、みんなのことを信じることができない。
二年前にいた高校で、仲がよいと思っていた友人に悪口を言われたり、仲間外れにされたりしてから、人のことを信用できなくなった。
二年前なんていつの話だよって感じだけど、どれだけ仲がよくても、相手がいい人でも、友情なんて嘘で、いつかは裏切られるような気がして、誰にも自分の気持ちを話さないで生きている。
そんなことはないって思ってもやっぱり頭のどこかでブレーキをかけてしまう。
だって、自分が思ってることをいえても、結局愚痴ばかりになってしまって、転校してきたばっかりの新入生から愚痴とかそういう重い話ばかり聞かされたら嫌われちゃうんだろうなーって。
また嫌われてしまったらいやだって思っちゃう。
だから相手の相談には乗るけど、自分の相談をすることができない。
もう最悪。もっと仲良くなりたいのになれない。
このまま自分の気持ちを表現できないまま生きていくのかって思うと、気分が重くなる。
つらい。
みんな自分の人生で精一杯なんだから私のことなんて気にしている暇はないのはわかってるし、すべての人に好かれることなんてないのは知っているけど…
とりあえず愚痴とか言い合える仲間になりたい。孤独。
51771通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
よしとも*
昔の自分へ
高校生のあなたにとって、部活やクラスというのは数少ない社会だった。そこでできた友達は宝物で、唯一だった。そうだよね。
訳も分からず嫌われて、仲間外れにされて、苦しかったし、つらかったよね。誰かに話したくて、すがりたかった。もう嫌わないで、楽しい時間を一緒にだれかと共有したいだけなのってね。
でも、確かにその時の「友情」は嘘だったかもしれないけど、その子たちとの楽しかった時間は本物だった。それでいいんだよ。
なにより、人間関係ってのは寄せては返す波のようなの。
いろんなところに行って、新しい人と会う。仲良くなって、たくさん楽しいことをする。また新しいところに行って、また知らない人と会う。その人とまた楽しいことをする。
そういうことをしているうちに、消えていく人もいればつながり続ける人もいる。
新しいところに行くっていうのは、すごく長い海辺を探索しているみたいなものなの。覚えていたい景色もあれば、また訪れたい場所もある。そんなもの。
時には自分と合わない人もいるし、仲たがいすることもあるけど、大丈夫。それは普通のことだから。いろんな人と会うんだから、嫌われることも、けんかすることもあって当然なんだよ。
でも大丈夫。それ以上にいいことをもっとたくさん見つけていけばいい。嫌なことに心をとらわれすぎないで。
あなたの人生は、少なくともあと数年は、たくさんの人と出会います。みんな、いい人たちです。大事な友達もたくさんできる。尊敬する人も増える。残念だけど、彼氏はまだかな笑
自分に失望することもあります。しばらくはそのことで罪悪感にさいなまれるでしょう。そんなことばっかりです。でも時間が埋めてくれます。いいことか悪いことかは別として。
だから大丈夫。あなたも、あなたの人生で精一杯になってもいい。残り少ない高校生活を、精一杯、楽しんで。
大学生になったあなたより
追伸
私は今テストに追われています。定期試験です。大学でも定期試験ってあるんだよ。くっそーっておもいながら勉強、してません。てへぺろ;)
大丈夫、単位はとるから。
せっかく大学生になれたので、もっとたくさんの人と会いたいです。あと、昔の友達のことも忘れないようにしたい。
私はおじけづかず新しい環境にたくさん飛び込むような人生を送りたいです。これは絶対の希望です。
ブログっていうのをサークルで書かなきゃいけなくて、テーマが自分の構成要素なんですよ。
たぶん、いろんなところにいって、いろんな人と会うっていうのが自分の構成要素の一つなんだなって書いてて思いました。書くこと見つかってよかった。
じゃあ、私はスペイン語頑張るから。
睡眠と食事はちゃんととるように。じゃあね。
ななしさん
単なる「知り合い」ではなく、真の意味での「友達」ができたんですね♪
...良かった!!
ここで一つ...
こんなこともあったよーって事を。
仲がよいと思っていた友人に、悪口を言われたり、嘘をつかれたり...時に仲間外れみたいにされたみたいな事が私にもありました。(←私は気にしてないので、あえて「みたい」と表現 笑)
(その行為の良い悪いは別にして)
でもそれは、その友達がある意味どこまでも自由人だったから...
束縛されないから、自由に悪口も言えば、嘘もつきます。
また遊びたい相手が、その時私でなければ他の人たちになります。
ただそれだけのことで、本人はなんら悪気はありません。
でもよしともさんにとっては、それは大変苦痛であり、ショックだったかも知れませんが、私の場合、その事をべつに気にすることもなく、今まで通り相手を束縛せず、信用していたら、その友達はその内、悪口も言わなくなり、嘘もつかなくなりました。
これはたまたまの成功例だったのかもしれませんが、一例(特例?)としてご報告を...
あっ!
心の中を整理して話すのが苦手って、よしともさんのこの小瓶が、とても読みやすかったのは、それだけ校閲を重ねたからなのかな...?
いずれにせよ、自分の言葉で、話せることだけ話せばいいと言う事にサンセーイ♪♪笑
by 京
名前のない小瓶
(小瓶主)
京さん、二通目さん、お返事ありがとうございます。
最近、私のことをとても信頼してくれたり、ちゃんと認めてくれる友達ができました。
気づいたのですが、自分、心の中を整理して話すのがとても苦手なんですね。なので、無理に話さなくても、話せることだけ話せばいいと思えるようになりました。
まだ心のうちを話すのは少し怖いですが笑。
ななしさん
仲良いふりして裏では悪口三昧なんてのは、いわゆるよくある話。それぐらい陰湿な人が多いってことです。
主さんはそんな人達とは関わらんでいいんです。関わったってろくな事はありません。
だから信頼出来る人を生涯一人だけでも会えたら素晴らしいじゃないですか。
人間、数ではなく大切なのは質です。
ななしさん
難しい問題ですね...
実社会で、確信を突いたお話をできる友達を見つけるのは、なかなか難しいのかも知れません。
でももし、今あなたが孤独を感じてるならば、ここにいる誰かが、きっと力になってくれる...一緒になって考えてくれる...
私はそう信じてます。
よしともさんが、孤独から早く解放されることを祈って...
by 京
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。