中身の無い人生を送ってきました。
夢の無い人生でした。
空っぽの私が嫌いで他人が求めるものを追いかけ、身体を壊し、
治ればまた、他人が求めるものを提供しようと努力するのです。
この繰り返しの日々に疲れてしまうのです。
ですが、命を終わらせることも懸命に生きることも私にはできないのです。
それをするだけの理由が無いからです。
私は私が生きている理由を探しています。
たぶん、私は不安なのです。
私はこの世界に居てもよいのか、居てはいけないのか。
私が悪であれば、私が善であれば、何者でもない私はなぜいるのか?
この不安を言葉にすれば、形にすれば、何かが変わるのかもしれない。
この願いが誰かに届き、私を変えてくれれば幸せだなと思うのです。
この小瓶に願いを込めて、電子の海に投げます。