誰であれ、わたしは
相手を所有できると
思い込んで生きていたらしい。
共依存の分離不安が長引くのも
恐らくそう。
自分が自分をも
所有できない、ただの、自然の一部なのだ、と、降参したとき
この世には、当り前なんか
どこにもないことが
いきなりわかった。
そして、当たり前などないのに
愛をくれた人、
愛を受け取ってくれた人がいたという事実。
物もおなじ。
夢の世界に生きていたんだ。
何でもある世界。
もう、おなかいっぱい。
ほんとの、その瞬間
すきなもの、好きなことだけで
満たしていく。
しあわせである。