卒業して1年たった
私はこの1年何をしていたんだろう
何もしていない、だから何も覚えていない
1年前は化学が好きだった、実験楽しみだった、頑張ろうって思ってた、高校の化学の先生に褒められたかった、自信を持ちたかった、積極的になりたかった、専門を諦めた自分を忘れたかった、明るい性格に変わりたかった、友達作りたかった、高校の時みたいにはならないようにしようって思ってた、元気に生きたかった
何か実行できた?
好きなものは嫌いになった
自信なんて持てなかった、ゼロがマイナスになった
頑張ろうって思ってたことを頑張れなかった
なりたかった自分に何ひとつ近づかなかった、遠のいた、前じゃなくて後ろを向いてた
自分が憎い
頑張ってる友達を応援したいのも本音、羨ましいって思うのも本音
友達がどんどん遠くなって、全員離れていく感覚で、誰一人後ろを振り返ることなく自分の道を進む
羨ましい、自分も追いつきたいと思って走っても距離は縮まらない
なかなか追いつかない、疲れて歩き始めると距離はさらに離れた、決して追いつくことができない距離になってきた
立ち止まると誰もいない、ひとり、ぽつんと立っている
誰も帰ってこない、戻ってこない、成長して変わったんだ
何も変われない自分とは違って変わった友達は自分の道を迷いながらも確実にコツコツと進んでいく
さみしい
くるしい
おいつきたかった
おいていかないで
そんな言葉は届かない
みんな今、現在を生きている
自分は過去に縋っている
今を生きれない
苦しい、いきたくない
大学にも自分の人生もいきたくない
いっそのこと
もう灰になって消えてしまいたい
自分の人生、自分の為に生きなさい
人生1度きり、後悔しないようにしっかり生きなさい
ずっしり来て、言葉はわかる
でも意味がわからない
人生って何、どうやって自分の為に生きるの
生きる意味ってなに、なんで生きてるの
どうして生きてるんだろう