ふと鏡を見たとき、写真を見たとき、それはそれは死にたくなる。なんだこの顔面?ものすごいブスじゃん!ニキビだらけで団子鼻、目は小さいし横顔なんて笑っちゃうレベル。加えて性格まで歪んでいる。そりゃあ彼氏も出来ないわけだわ。
だから内面を磨こうってことになる。でも何もかも嫌になってる日は内面を磨こうどころじゃない。だってこの!現に見えてるこの顔面が!不細工すぎて!生きてるのつらいし!そもそも美人だったらしなくていい努力をしてるこの状況!
って考えて全てを放棄しちゃう。そしてまた自己嫌悪。悪循環。
性格が良くなって、この不細工な顔面をカバーできるくらい優しく賢くなれたら、将来幸せな結婚とかできるのかな。優しくてかわいい性格になれたら、不細工のままの私を愛してくれる人が現れるのかな。結局は他人に認めてほしいだけなんだなあ。
ななしさん
「そもそも美人だったらしなくていい努力をしてるこの状況!」
この言葉に凝縮してるんだと思う。
私もそうなんだけど、ケチなんだよね。
やれば確実に手に入る確証がなければ、
やる気にならない。
たぶん、その「心」が
さもしくて、卑しくて
美しくないんだと思う。
(私もそうだから、わかる)
大人になると見えてくるけど
顔がいたずらに美人に生まれたせいで
心が不美人になり過ぎて
おかしなことになってるもいっぱいいる。
(心を美しくする努力が必要なく生まれてしまった、という不幸)
年とると、美人不美人どころか
男女の区別さえつきにくくなくなる。
みんな平等な「ただの生き物」になる。
その時、私やあなたはどんな風に仕上がっているんだろうね。