普段夢を覚えていることは多いのですが、
悪夢と言われる夢は基本見ることがありません。
ですがつい先日、何もかもが鮮明な悪夢を見ました。
見たことのなかった場所の一角で敵と思わしき人物に遭遇し
その人が芸能人の男性(俳優さんでした)を捕えている、という状況下で
私に襲いかかる彼を持っていた槍で刺しました。
力がないため、なかなか奥深くまで刺さらず、何度も何度も刺す感触もリアルでした。
その男が死んだあと私は芸能人の男性にも近づき、助けるかと思えば
男性の時と同じように思い切り刺してしまったんです。
何度も、何度も。でもその男性は抵抗するどころか僅かに笑っていました。
周りから「なんでその人まで、」という声が飛び交う中で、その男性が
「君のその判断は正しい。僕が今後敵のスパイとなっている可能性も想定した行動だ」
と、笑って告げられました。その時触れられた手の感触と半比例するように
私が何度も泣きながら刺していくところで漸く目が覚めました。
なぜこのような夢を見たのかが解らず、あまりにも鮮明でした。
このような鮮明な夢を見ることは少なからずあると言えるのでしょうか。
もしこの夢に少なからず意味があるのであればお伺いしたいです。
ななしさん
一時期趣味で夢占いをしていました。
まず夢に出てくる登場人物は全て自分を表しています。
自分で自分を刺す夢だとショックが強すぎるので、別の誰かに置き換わることがよく起こります。
この場合襲いかかる敵はあなたの中の消したい一面を、俳優の男性は自分では欠点だと思い込んでいる長所を表しているのではないかと思います。
襲いかかる敵を何度も刺すのは、自分の中でなにか障害になっているものをなんとか取り除こうともがいていて、無事殺すことが出来たならその問題は解決するだろうということです。
そして助けるべき男性までも殺そうとするのは、その本来は長所であるもののせいで自分が傷付けられるかもしれないという思いから来るのかなと思います。
これ以上傷付けられたくないから心の中で自分を傷付ける、だけど本当はそんなことしたくないから泣いているのではないかなと思います。
例えばの話ですが、"いじめられている人を見て助けようと思ったけど、報復が怖くてできなかった。それをずっと後悔して気にしている"とか、そういうなにかしらの「自分がこうしていれば」という自責の念があるんじゃないかなと思いました。
周りの人が「なんでその人まで」と言ったように、責める必要のない部分まで責めてしまっていて苦しいことに自分でも気が付いている。けど、そうすることで自分を保つしか方法がなかったことも自分では理解してる。だから男性は笑って許してくれたのではないかと思います。
長くなってしまいましたが、よかったら参考にしてみてください。