死ぬのが怖かった
あとちょっとだった
足を離せば死ねるってわかってた
だけど足が椅子から離れなかった
足が浮いてもなぜか体が必死に紐をのけた
本当は死にたいはずなのに死ぬのは怖くないはずなのに
楽になれたはずなのに
また今日も死ねなかった
苦しかった。でも苦しさ乗り越えたら楽になれるの
なんで死ねないんだよ
目頭が熱くなって体がふわってしてきてそしたらもうちょっとなのに紐を外そうとして結局いつも外れてる
こんなはずじゃなかったの。もう死んでるはずだった
吊る時にやっと楽になれるって思うの。でも、どこかで誰か助けてって思ってる。
もともと一人ぼっちの私はそもそも助けてくれる人なんていない。価値もないのにね
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名前のない小瓶
危ないところでした。生きていてくれて私は嬉しいです。全く死ぬ気のない私ですが、川の上の橋を歩いていると、飛び降りることを想像してしまいます。行動に移すというのは余程の事だと思いました。
ここでは身近な人に言いにくいことも言えますので、本音をぶつけて、どうかこちらの世界で共に生き続けてくださるのを祈っています。
ななしさん
あなたが生きてたおかげで、この小瓶を見つける事ができました。
あなたは何に苦しみ、何から逃れようとしているのかな？
by 京
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