許されない恋だけど、残りの人生をかけて彼をしあわせにしたいと思った。あんなにも真っ直ぐで燃えるように私を必要としてくれた人は初めてだった。
けれど急に冷めたみたい。ことばから態度から伝わってくるの。言葉にしてさよならは確かめたくない。燃えるものはいつか静かに消える…それを意味しているのなら、私はどこか遠くへ、彼の知らないところへいきたい。あなたを急激に感じられなくなって、魂が悲鳴をあげている。誰にもいえない。自分の今の環境、大切な人たちとの関わりがもうしんどい。
本当は死にたい。
けれども、それを知って少しでも悲しむ人がいると思う。死にたい気持ちを抱いて生きるには、もう誰も知らないところへ行く。それだけが救いです。