名前のない小瓶
私も死にたいと思うことはよくありました。今でもそう思うことはあります。
私は祖父が亡くなったとき、初めて死の重さを知りました。
額に触れると、汗が冷たくなっていました。
私はとてつもなく深く、決して戻ることのできない何かを感じました。
何年もたった今でも忘れることはありません。
命を絶ってしまうことは全てを失うことだと私は思います。
今までの人生での思い出や苦しいことも全て。
本当に本当に全てを。
それは本当に悲しいことです。
死なないでくださいとは言いません。
でも私はあなたにもう一度考えてみてほしいと強く思っています。