死にたいという言葉が
胸のどこかから出てくるたび
生きたいという言葉が
心のおくから叫んで出る。
おれは何回これを繰り返すんだろう。
死を思うと一瞬、心が
ナイフを刺されるように痛んで
そのたびに涙をながすんだ。
昔、みんなで笑っていて
昔、ぼくは人を傷つけて
昔、おれは人に傷つけられて
今、わたくしは、ひとりぼっちに
なってしまったのです。
人を傷つけた罪が
幸せの不感症だとしても
だれかにそばにいてほしい。
人にいじめられた事が
自分の強さにつながっていたとしても
ひとりじゃ意味ないじゃん。
わたしたちは苦しむことから
逃げられないらしい。
悲しみがやってくると
前の喜びは流されていく。
喜びがなくなってしまったら
悲しみはぼくの何を
流していくのだろう。
夢や情熱を流していくのだとしたら
それを絶対に許さないだろう。
だからぼくは夢に走る。
でも、いまはただ
だれかにそばにいてほしい。