6歳の頃、通っていた保育園でいじめを受けていた。友達は居らずどうやら透明人間だったらしく、毎日一人だった。家に帰ってもDV癖のある父親に叱責され暴力を振るわれよく病院に行っていた。私は一体どこに居ればいいのでしょう?幼くして自分の居場所を見失った。それぐらいから明日を迎える恐怖感を覚え始める
10歳の時にはうつ病を患っていた母親が毎日のように洗面所を血の海にしていた。ある日目の前で飛び降り、動かなくなった母親を見た。
学校の何だか頭の悪そうな女の子たちにそれをバカにされ笑われた
私の心が二度と這い上がることのない底なし沼に落ちた音がした
それから18歳の今の今まで、生きることへの価値を見い出せずに息をすることも億劫だった
堕ちるところまで堕ちたのでしょうか
最近自分の足で地を歩いた時の伝わってくる僅かな振動に感嘆した。
風を感じることのできる身体
車のエンジン音
忙しなく鳴り続けてる日常の何か
その中をすり抜けるような自分
頑張らなくていい
とにかく身体が生きたがっている
お腹が空くのも、眠くなるのも全部
生きようとしてるのね
道徳とか道理とかもういいです
心など無くとも
人として再生出来なくとも
お腹が空けばご飯を食べる。
眠くなれば眠る。
朝が来て夜がくる。
気付けばいずれ死がお疲れ様といって迎えに来てくれるでしょう
自分のペースでいいんです。
活きなきゃいけないなんて誰のルールでもないしもう全て投げ出したって構わない
息さえしていればいい。虎視眈々と。
権利はある。しかし義務もあるのです
いつか頑張るんだよ。生きて。