もうすぐ七夕。毎年のように、短冊に願い事を書いた。
家族のこと。そして、自分のこと。でも、今年はもうひとつ増えた。家族に見られちゃうから、実際には書いてないけど。
織姫と彦星が、年に1度だけ会える日。でも、雨が降ったら、天の川が溢れて渡れないから会えない。それが、ここ数年続いてる。確か、昨年は晴れだったかな?
年に1度だけなんだから、会わせてあげればいいのに。肝心な二人が会えなければ、みんなの願い事だって叶わないかもしれないし。
だから、織姫と彦星がちゃんと出会えますように。
今年綺麗な天の川が見れたら、私はそれに向かって、最後のお願いをする。
あの人も、私と同じ空を見ていますように……。
ほんとは、一緒に見たいんだけどな。
なんてね。
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小瓶さん へ
あなたはとても優しいひとですね、天の川の事を心配してるもの。
「織姫と彦星がちゃんと出会えますように」
これは全く大丈夫たとえ地上の一部で見えなくたって「空」は何時でも晴れている。
飛行機に乗った事は無いのかな?
飛行機が最も高く飛ぶところ、ここから上は絶対曇らない
だから「織姫と彦星」は必ず会えるのさ。
「今年綺麗な天の川が見れたら、私はそれに向かって、最後のお願いをする。」
これも全く同じだよ「見えなくたって」大丈夫
あなたの「魂」の祈りは「空」=「天」=「神」に必ず届く様になっている。
全く心配しなくて良いんだよ。
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