中学のときの卒アルを見て、泣いてしまった
まだあの場所を離れて数ヶ月しか経っていないのに。
中学のころ、私はヒーローになりたかった
ずるいことは嫌いだったし、誰かの助けになりたいっていつも思っていた
それが自分の当たり前の欲求だと信じてたんだ
高校に入って、また中学のころみたいに当たり前に友人が出来て、当たり前に笑って過ごして、当たり前に誰かに頼られるものだと思っていた
でも違った
私は今所謂ぼっちだ
誰にも頼られない、話しかけてももらえない
この数ヶ月、なんとか頑張って友人を作ろうとしたけど、駄目だった
居場所がなくなって初めて、自分がいかに周りに支えられていたかを知った
あのヒーローの欲求も、みんなが支えてくれていたからこそ生まれたものだったことも。
私は愚かだ。
何でも出来る気になっていたのだ。
でも中学のころの友人達の心の中ではまだカッコいい私でいたいから
私は一人で大好きだった人の幸せを願っていたい
なんで私だけ、とか思いたくない
私をボロボロにしたくせに笑っているな、とか呪わないでよ周りを、高校生の私
こんな姿を見せたら、中学のころの私は悲しむだろう