「もっと自分のために生きなよ」
俺の友人はそう言いました。
子供の時から憧れていた正義のヒーロー。
あんなのになりたくて、でも身体的に強くはないから、俺は勉強を頑張りました。
高校の時も人に勉強を教えたりして、「人の役に立ってた」気がします。
いわゆる一流大学に入ることもできたから、勉強して、掴んだものを社会に還元したい。将来は教育関係の仕事に就きたい!そんな風に思ってました。
大学が大学だから、みんな頭が良かったです。でも、彼らには「コミュ力」が欠けていました。俺は彼らの何気ない言葉、批判に傷つけられることが多くありました。「なんでそんな事言うんだ?」と苦しめられました。
でも彼らに悪気があるわけじゃない。
だからこそ、彼らを批判できなかった。きっとそいつにもそいつの「正義」があるから。
人を傷つけたくない。自分が傷つきたくない。
だから彼らを無条件に受け入れるしか出来なかった。
でも、徐々にその違和感が大きくなって。。。
先日、「適応障害」と診断されました。
それを友人に言ったら、「もっと自分のために生きなよ」と言われました。
俺だって自分のために生きたい。
でも、自分のために生きてしまったら、人を傷つけてしまうかもしれない、それは同時に自分が傷つくことを意味するから、、、
人を傷つけてしまうことほど自分が傷つくことはないと思うから、、、
誰のために生きたら良いの??