ななしさん
そうだねえ…そもそも努力って結果のためにやるものだしね。
個々の能力差はあれど、あまりに結果が出ないのはやっぱり見当違いの努力をしてるんだろうし、それはもはや努力じゃなくて徒労だしね。
そこを認められたいってのは無茶ぶりだと私も思う。
ただ「努力を認めて欲しい」って要求する人は、本当は自分でもわかってるんだと思うよ。自分がやったことが、ただの徒労だったってこと。
努力の量は計測出来ないけど、結果が出たか出ないかは目に見えてわかるものね。だったら、自分の働きが評価されるべきか否かだって、わかるよね。
多分そういう人の「努力を認めて欲しい」というのは、「いい加減に取り組んだとだけは思われたくない」ってことだと思うの。
優秀な人に比べれば準備不足だし考えが浅かったし不器用だったし、至らない点が多々あったけど、決してやる気がなかったり故意にサボったりしたわけじゃない。
そこだけはわかって!て言いたいんだと思う。
結果が出せなかった人は、やっぱりやる気がない、真剣さが足りないって思われやすいからさ。それは違うって、そういう叫びなんじゃないかな。
だから、頑張ったんですと言いたそうにしてる人には「頑張ったのはわかるけど方向性が違う」「作り込んでいるのはわかるけど、こだわるべきはそこじゃなかったはず」と、とりあえず一旦認めてから指摘するようにするのが、指導側としては大切なのかな…て思ってる。
ああ確かにこれやらなきゃ意味なかったな、自分浅はかだったな、と本人が自覚してくれたら、次は少しは改善されると思うから。