決意表明の小瓶。
「女の人生ってのはね、母をゆるす、ゆるさないの長い旅なのさ。ある瞬間は、ゆるせる気がする。ある瞬間は、まだまだゆるせない気がする。大人の女たちは、だいたい、そうさ」
(桜庭一樹「少女七竈と七人の可愛そうな大人」)
最近読んだ本だけれど、ほんとうにそうだなぁって深く共感をしました。
(まだ大人の女と言っていいのかはわからないけれど)
私、ここではけっこう父のことを書くのですが、正直父はゆるせる気がするんです。
でも、母は好きだけれどどっかでゆるせないんだろうなってなんとなく感じています。
今のところはうーんって思っちゃう結婚とか、出産とか、育児とかを経験してもきっと。
というよりすればするほど私はあの人のやり方しかできなくて、その度に葛藤するんだろうなって。
10月は激動の1ヶ月で、色んなものを棄てようとしたり、諦めたり、縋ったりしました。
(おいおいまた流すつもりです。)
小さい頃は大学生ってもう大人なんだと思っていましたが、全然そんなことはないのですね。
単純に歳を経れば中身が大人になるわけじゃない。
もう来年の今頃はお酒だって飲めるのに、私はまだまだ子どもの部分がいっぱいなんだなぁって思います。
先日、私のここ数年のやり方が間違ってたのかなって感じる出来事があったのですが、
引きで見たら、あっこれ共依存ぽくなってるじゃん、って。
流されたら自分も相手も楽なんだろうけれど、ここで流されたらほんとうに何かがそのうち終わってしまう気もして。
だからここは正念場なのです。
私は、きちんと私の足で立つ。
その上で寄りかかりたいならどうぞ、って。
私はあなたを甘やかすけれど、あなたと同じ温度でどろどろに溶けたりしない。
ちょっと寄りかかったとしてもまたちゃんと自分の足で立つ。
依存でも別にいい。
けれど、あの頃と同じ対等じゃない共依存はもうしない。
ちゃんと目線を合わせていたいのです。
ここは、本当に、頑張りどころなので頑張ります。(気持ち的な話)
明日から、大学の学祭期間です。
楽しめるといいな。